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2013.01.18 (Fri)

お知らせ

1月19日放映予定だったTBSの報道特集の「ヒノキ特集」、放送が延期になったようです(>_<)

取り急ぎお知らせまで。。
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2013.01.09 (Wed)

シリアルNo.017 2日間でウクレレを作る教室試作品

明けましておめでとうございます(今更)

ナイロン弦ギター製作記を完結させようかと思っていたのですが、ウクレレ試作品が出来上がったので、そちらをupします。

まだまだ試行の部分がありますので、製作過程は端折ってますので、ご了承を(^^;



とりあえず、作ったキットがこちら。

キット製作に2週間はかかっているとおもいますので、お商売としては割に合わないと思いますが(本音)、国産材を知ってもらうのと、楽器作りのさわりを体験してもらうと言う、壮大なビジョンの前には、些細なことです。

材料は、表板に尾鷲ヒノキのほか、側・裏板、内部構造材等にも可能な限り国産材を使いました。



本音を言うと、全音のウクレレキットみたいに、カーフィングを貼るところから作業をスタートしたかったのですが、作業時間を考えると、カーフィングを貼り終えた状態から始めたほうが無難な気がします。

また、カーフィングを貼ると側板の形状が安定し、モールドから出して作業することができますので、モールドを準備しなくてもいいというメリットも有ります。



作業に使う工具については、特殊なものは避けて、可能な限りホームセンターで買えるものを選びました。

写真は、表板の部品を貼っているところ。全部、ホームセンター、下手したら百均で買える工具を使っています。

専門工具はお高いし、余りジグに頼るのも却ってハードルを高く感じさせるだけだと思ったので(笑)



裏板、表板ともRはつけず、フラットに仕上げました。

フラットにすることで、施工の難易度はかなり下がります。

接着のために、スプールクランプを大量生産することも考えましたが、実験の段階でそこまで手間をかけなくてもと思い(怠け者)、今回はF型クランプを使用しました。

普段は裏板から先に貼るのですが、今回は後々の作業の精度の出しやすさや容易さを考えて表板から貼っています(後述)



実験的に表板を貼った段階で、ネックを入れてみました。

胴を完全に組んでからネックを入れるとなると、ジグを使うか、ハタガネを使うか(ヒノキウクレレを作ったときは、ハタガネを使いました)、あるいは長い輪ゴムを使うか(全音ウクレレキットの手法です)になると思いますが、裏板を貼る前ならクランプを使えるので、この段階で入れてみました。

作業の様子は、スペイン式みたいですね(笑)

ネックジョイントの方法は未だに悩んでいるところですが(本音)、今回のウクレレはセットネック風で入れています。

セットネック風にすると、ダボより遥かに強度が出ますし、センターがずれるリスクも減るのですが、それなりの難点もありますので、そこら辺が悩むところです。

いろいろ迷ったときは原点に返る習性が有りますので(笑)、最終的にはダボに戻りそうな気がします。

ここら辺りから手があいてきますので、何か作業を作っておいた方がいいように思います・・・例えば、ブリッジの弦の溝を切ってもらうとか、ナットやサドルを作ってもらうとか。

まあ、やってもらうことが増えるほうが、キット製作は楽になるので、ちゃんと考えるようにします(笑)



ネックが入れば、裏板を貼ります。

ここでまた手があきます。かなり細々した作業をあれこれしてもらえそうですね(笑)

ここでは指板の仕上げをしてもらうことにして、フレットの端は処理せずにしておきましょうか。

そう考えると、作戦なのかたまたまなのか分かりませんが、全音のキットはよくできてますね。



裏板が貼れれば、余白を切り落としていきます。

ここは小刀とかカッターナイフとかを使うのが早いのですが、怪我が怖いので、じっさいにはペーパーで時間をかけてになりそうな気がします。



そろそろ木工も佳境にはいってきました。次に指板を貼っていきます。

全音キットはここも輪ゴムですが、クランプを使うほうが確実です。

ただ、指板がすべってずれるのが怖いので、ピンを打っておいた方が安全かもしれません。



最後はブリッジの接着です。

指板の位置が決まらないと、ブリッジの位置が決まらないので、ブリッジの接着は、指板の接着が終わるまで待つしかないんでしょうか・・・ここに書いていない細かい作業もあるので、ちょっと考えどころですね。

何せ、時間制限がありますから。



木工完了です。

教室でするなら、出来れば塗装して、最後は簡単な演奏をするところまで行きたいのですが、時間的にどうでしょうねえ!?

木工だけなら、2日あれば十分できるんでしょうけど、塗装と試奏までとなるとちょっと厳しいかもしれませんね。

少なくても1日目でここまでたどり着かないと、無理だろうなあ。。



2日目はまず、午前中だけで塗装を終えます。

塗装前に、面取りをして、細かいペーパーでペーパー等の傷を取っておきます。胴が小さいので、1時間もあれば十分可能な作業量でした。

さて、難関の塗装です。いろいろ塗料を調査したのですが、ラッカー系(水性含む)は刷毛塗りが前提で、かつ乾燥後サンディングが不可欠になりますので、今回はとてもそこまでの時間はありません。

スプレー缶で吹くという手も有りますが、プラモデルでしかしたことないし・・・ということで、悩んだ末、オイル系の塗料をウェスで塗る方法を選びました。

乾燥時間30分弱で3回塗りました・・・なかなか乾かなかったので、実際にはもっと間空けたほうがいいんでしょうね。

日数に制限がある場合、塗装が一番のハードルかもしれません。



Tokyoハンドクラフトギターフェスで、ナット、サドルの調整は一番役に立ったというご意見もあるようですので、ナット、サドルは調整してもらうことにしましょう。

専用のヤスリを揃えると高いですけど、針ヤスリを使えば、安くは無いですけど千円台で買えた気がします。



これで出来上がりです。

マジな話、塗装をしなければ何とでもなるんですけど、塗装すると結構、時間との戦いです。

まあ、作業したのが寒いプレハブ小屋だったこともあると思うので、いい気候の頃にすれば何とか枠内に収まるのかもしれません。

これで、即、教室っていうほどチャレンジャーではないので、もう1、2本作ってみてという話になりますが、実際の話、やってみたい人っているんでしょうか!?
EDIT  |  14:48  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

2012.11.25 (Sun)

シリアルNo.016 ヒノキウクレレ 指板製作~ネック入れ

ネックが粗方できれば、ちょっと気分を変えて(笑)、指板を作っていきます。

指板材は、硬くて色の濃いものがよく使われます(メイプル指板もありますが・・・)

柔らかいと指板がえぐれやすくなりますし、白木だとよごれやすくなります(ストラトのメイプル指板は塗装してますね)

今回は、オールヒノキのウクレレがコンセプトですので、指板もヒノキからとります。

色白なのは避けようがないとして、硬さは確保したいところなので、ヒノキギターを作ったときは捨てちゃった(本当はあて木に落としたんですけど)、心材を使います。

20121015-1.jpg

自動カンナで厚みを出して、ノコギリで長さカットし、カンナで側面の直線を出します(テーブルソーで切断するときの基準の直線になります)

20121015-2.jpg

カンナで出した直線を基準に、テーブルソーで長方形に切り出します。

これは後述する加工の都合で、指板材として売られている材は先細に加工されているものが多いように思います(数少ない経験則)

20121015-3.jpg

側面の直線を基準にフレット位置を書き込みます。

1枚目の写真でカンナで出した直線が基準になります。

20121015-4.jpg

テーブルソーを使い、フレット溝を切っていきます。

ここでも、1枚目の写真でカンナで出した直線が基準になります。

最初でいい加減なことしちゃうと、あとがグダグダになっちゃうので、最初が肝心っていうだけの話なんですけどね(笑)

目視による一発勝負なのですが、悩んでも仕方ないし、ゆっくり通していると溝が広くなって使い物にならなくなるので、一気にスパッと通します。

ジグを使えば精度のアベレージは上がるのですが、ジグだって使い込めば精度は甘くなりますし、絶対に失敗しない訳じゃありませんから、当面は目視で行くつもりです(笑)

老眼で罫書きが見えにくくなってきたら、ジグを導入を考えることにします(問題の先送り)

20121015-5.jpg

こんな感じに切れたら、指板形状(テーパー)を書き込んで、

20121015-6.jpg

カンナで整形します。

20121015-7.jpg

テーパーに加工できれば、指板のお尻の形を書き込んで、

20121015-8.jpg

小刀を使って整形します。

この辺りはペーパー(ベルトサンダーとか)を使って、整形するのも有りだと思います。

20121015-9.jpg

こんな感じにできあがりました。

で、ここで今更の話なんですけど、ネック幅は指板幅で決まってきますので(私だけ?)、ネック整形の前に指板を作成するのが正解のように思います。

できるだけ分かりやすいように、製作記は実際にした作業と入れ替えて書いているのですが(実際の作業は結構思いつきの順でしています)、それでも説明の都合で矛盾は若干でてきますね(汗)

一応ここで、整理しておくと、ブロック製作・整形→側板曲げ・側板接着→ライニング貼り付け→裏板製作→裏板側側板整形・裏板接着→表板製作→表板側側板整形・表板接着→指板製作(もっと前に作っても可)→ネック整形→ネック入れ→指板接着→ブリッジ製作→ブリッジ接着(塗装後、ブリッジ接着の人も多し)→塗装→仕上げ(ナット、サドル製作含む)あたりがいい感じかなと思うのですがどうでしょう!?

まあ、手順は個人差もありますし、製作者(あるいは指導者)の考え方もあるので一概に何が正解とは言えないんですけど。

例えば、ブリッジ製作でいうと、設計図通り作る(あるいは作れる)のであれば、もっと早い段階で作ってもOKでしょうし、現場あわせで図面どおりに作らない(あるいは作れない)のであれば、私の工程の方が無難な気がします。

当然、今構想している2日間で作れるウクレレ教室の場合は、ある程度部品は作っておく、作業効率を優先で考える等、条件が異なってきますので、また違う順番になる訳ですが(^^;

20121015-10.jpg

では、ネックを入れていきます。

今回はハタガネ1本で締めていきます。

接着剤はエポキシ系を使っています。

ここは、全音ウクレレキットみたいに、輪ゴムを使った方が便利かも(笑)

ちょっと工夫の余地ありですね。。

20121015-11.jpg

ネックが入れば、ヒールを裏板とフラットに落とします。

ノミを使ってますが、教室形式のときはどうしましょう!?

最初から(渡す部品の段階から)高さを出しておくほうが無難かもしれないですね。。

何せ2日間(8時間×2日)しかないですし、小学生でもできることを前提にしていますから(^^;

20121015-12.jpg

指板接着前に表板とネックをフラットに調整してるんですけど、写真とってないので省略(苦笑)

今回はネックは仕込み角無しでフラットに入れています。

ちなみに、前にウクレレを作ったときは、クラシックギター同様にマイナスの仕込み角をつけたんですけど・・・まあどっちでも問題なかったです(笑)

ということで、接着面が仕上がれば、指板をクランプで固定して接着。

クランプで締めると指板が滑ってずれやすいので、ピンを打つとか、他の固定用具を使うとか考えないといけないかな!?

指板が多少ずれても、ブリッジ位置で修正できるといえばその通りなんですけど、それ以外にもネックとか指板の修正もしないといけなくなる場合があるので、できれば正確に貼りたいんですよねえ。。

20121015-13.jpg

と言っている間に、指板が貼れました(笑)

20121015-14.jpg

こちらが今回使用する、フレットワーヤーとポジションマーク、from 大和マークさん。

全身ヒノキなので、白蝶貝とかアワビとか使うと目立たないので黒蝶貝です。

でも、ウクレレってポジションマークいるのかなあ!?

完成後にシール貼るパターンでOKのような気がする。

何せ、指板の厚みが3mmぐらいしかないので、直径1mmぐらいのポジションマークしか入らないんですよねえ。。

今回は、ネックとの境い目に穴開けて、無理やり黒蝶貝放り込みましたけど(後述)

20121015-15.jpg

ギター同様、プラスチックハンマーでフレット打ち込み。

これも教室では事前に打ち込んだものを渡すことになると思います。

指板と胴をフラットに貼るなら、接着前後に指板を整形する必要はありませんから。。

20121015-16.jpg

打ち込み完了。

写真の状態は、既にフレットワイヤーの端処理終えた状態です。

端を処理してる写真は撮り忘れました(^^;

まあ、ギター製作のときにいつもやってる作業なので、そちらをご参照下さい(手抜き)

20121015-17.jpg

フレットが打てれば、南京カンナでネックを整形。

グレーベンとかの製作風景を見ると、ベルトサンダーで整形してますね。

綺麗に仕上がるなら、どっちでもいいです(笑)

教室の折は粗整形したものを渡し、ペーパーか半円ヤスリで整形かな。。

半円やすり安くないから、ペーパーになるような気がします(苦笑)

20121015-18.jpg

0フレット付近は小刀で整形。

これも粗加工はこちらでしておいて、ペーパーで仕上げかな!?

20121015-19.jpg

ギターみたいにヘッドに返しをつけてみたんですけど、多分いらないですよね(苦笑)

カマカとかにも付いてないし。

20121015-20.jpg

作業風景は省略しましたが(ピンバイスで穴明けただけ)、黒蝶貝のポジションマーク。

やっぱり2mmとかでは大きすぎますね(汗)


本日の記事はここまで。次回完結(の予定)です。。
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2012.08.26 (Sun)

帰国

もう少しちゃんと出発の記事書くつもりだったんだけど・・・関空でバタバタして写真一枚upが限界でした(^^;



ホーチミンでトランジットして、クアラルンプールに到着(^^)

今回の旅行のクライマクックスは二日目、



この人に会うことです(^^)

まあ、行く前からさんざん予告していたので今さらですけど、輝さん激賞のJeffrey Yong氏です。

自力で工房にお邪魔するつもりでメールしたところ、ホテルでピックアップしてくれることに。

こんなによくしてもらったのに、お土産に持っていったのは、



おせんべい一箱・・・かなり恐縮(^^;

で許可を得て、工房内を撮影。



手前がモンキーポッド、奥側がマンゴーです。

どれがご本人ので、どれが生徒さんのか忘れました(^^;

教室は2週間で$2500で、ご本人と同じギターができるとのこと(材料費込み)。

ちょうど工房にお邪魔した時に一人の生徒さんが側板を曲げてました。

旅費も安いし、アメリカやカナダの教室に行くよりお得だと思います(^^)

ご希望あれば口利きしますよ(笑)



こちらが材料置き場。モンキーポッド、マンゴー、マレーシアブラックウッドの山々。

特にモンキーポッドは大量にお持ちで、お値段聞いたらコアよりはるかにお安くてお勧めです。

こちらも口利きしますよ(笑×2)

で、最初の写真は工房の二階で出来立てのギターを試奏させていただきました。

弦高はまだ未調整とのことで、これから調整するらしいです。

その後、お昼ご飯を挟んで、Jeffrey Yongさんのご自宅へ。



こちらはサウンドメッセに持ち込む予定のギターだそうです。

こちらはマレーシアブラックウッド使用で重厚な音でした。

ブラインドテストで全米No.1になったギターも弾かせてもらいました(^^)v

初めてモンキーポッドで作ったギターだそうですけど、さすがNo.1ギターの鳴りでした。

日本でディーラーを探してるってことでしたけど、ディーラー決まる前ならギターも口利きしますよ(笑×3)

ということで1日満喫させていただきました(^^)d



クアラルンプールの夜はふけて・・・また遊びに行きたいなあ(^^)
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2012.08.23 (Thu)

旅立ちます

一路ベトナム経由でマレーシアに(^^)d
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