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2014.03.11 (Tue)

Y氏モデル、木工完了・・・ようやく(^^;

いつもながら納期が遅れに遅れているY氏モデルです。



前回、ネックを作ったところまで記事にupしましたが、その後、指板製作→ネック入れ→指板接着まで完了した写真。

黒柿の指板、ヘッドプレートが結構人気のようです(matsu調査による)

指板はR加工してフレットを打ってから接着したのですが、何処かに力の逃げ場を作っておかないと上手く接着できないように思ったので、接合部(13F)のフレットのみ打たずに接着しました。

まあ、いろいろな方法を試行しましたが、結局は指板を貼ってから、R付けてフレット打つのが一番いいのかなあ・・・16Fあたりから上のフレットを打つのがちょっと苦手なんですけどね(苦笑)



指板が貼れれば、13Fを打ち込んで、ブリッジを貼りました。

最近は一般的な方法、塗装後にブリッジを貼る方法を取ることが多かったのですが、今回は力木の配置や表板の厚みを変えたので、塗装前の段階で実音を出して板厚の調整をするために、塗装前にブリッジを貼り、弦を仮張りしました。

音は従来の軽やかに鳴る感じではなく、ズドンと鳴る感じに仕上がっており、こちらは想定どうりでしたが・・・強度が思ったほど出ておらず、デリケートな感じです。

やはり、小さいギターは、張力との戦いです(苦笑)


次は下地を仕上げて塗装にはいります・・・目標3月末納品(^^;
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2014.02.21 (Fri)

失敗なのか成功なのか!?

普段、他の方の楽器を全然観察してないことがバレバレで恥ずかしい話なのですが、まあネタのひとつとして(苦笑)

前回、ヘッドを2Pで接いだのヘッド裏にもヘッドプレートを貼ったほうがベターという記事を書いたのですが、普段ヘッド裏にプレートを貼る習慣がないので、さてどうしたものかと一思案。。



実際には全く貼ったことが無い訳ではなくて、シリアルNo.008 ヒノキギターを作った時も、本器同様ヘッドを接ぎましたのでヘッド裏にケヤキのプレートを貼りました。

その時は、ヘッド裏をフラットに仕上げて貼りましたので、難しいことを考える必要は無かったのですが、今回はカーブを付けてみましょう・・・と思ったのが何かの間違い(笑)

いつもの調子で結構立派な(きつい)カーブに仕上げたものだから、本当に貼れるのかしら!?って感じです(写真撮り忘れで、イメージわかないと思いますが・・・)

ミュージックランドKEYさんのホームページに掲載されたYOKOYAMA GUITARSさんの工房レポートの写真を見るとカーブが緩い。。

後日、HATTA WORKSさんのウクレレを見せていただく機会もあったのですが、やっぱりカーブは緩い・・・私が間違っておりましたm(__)m

でもここまでネックを作ってしまった以上、何とかしなければなるまい(暴挙)



まずは、ある程度薄く仕上げないといけないと思い立ったのですが、何せ自動カンナでは3mm辺りまでしか削れないので、そこから先はひたすら手作業・・・台直しカンナで2mmまで落としました。

ちなみに側板とかも2.5mmあたりまで手作業で落とすのですが・・・ドラムサンダー欲しい(願望)



緩やかなカーブなら特に手を加えなくても曲がるそうですが、流石に曲がりそうもないので・・・ヘッドプレートを熱した鉄管を使って曲げました。

黒柿の端部を強烈に曲げるのは、硬くてとても大変でした・・・二度としたくないです(本音)

まあ、そういうオーダーが入れば当然また曲げますけどね(笑)



プレートが曲がれば、ヘッド裏のカーブに合わせて整形したあて木を使って、クランプで締めて接着です。

あて木は、本器に合わせて作っていますので、当然、使いまわしできるはずもなく、本器のこの作業だけのためだけに作ったものです。

こういう裏側を知ると、ハンドメイドってやっぱり値打ちあるでしょ・・・と、負け惜しみ。



で、接着できれば、整形して出来上がり。

毎回、こんな感じでいきあたりばったりなので、納期が遅れてばかり・・・やっぱり作り出す前にちゃんと設計図描かないといけないなあと思ってはいるんですけど、未だに行き当たりばったりです(苦笑)
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2013.12.25 (Wed)

シリアルNo.021 Y氏モデル 胴の組立

ようやく記事になる程度に写真がたまったので、up。

前も書きましたが、Y氏モデルはタッチの強いY氏に合わせたライトゲージ仕様のPARLOR GUITAR+可能な限り国産材を使用して、

「SERIAL No.021 CONCEPT-J Ⅱ MADE FOR M.Y.」

という長ったらしいモデル名を想定(笑)

INSIDE BOX(内部構造材)は全部尾鷲ヒノキにするつもり

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・・・が、どう見ても表板側のカーフィングはカエデ。

割る材を間違えたようですけど、まあ大勢に影響は無いと思います(^^;

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表板側はJEFFREY YONG氏お勧めのリバース・カーフィング。

機能的にノーマルのカーフィングと違いがあるかどうかはわかりません(苦笑)

ただ、見た目はリバースの方が、収まりが良くて格好いいですね(むっちゃ主観)

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裏板側は今回もスリット無しで4.5mm厚にしました。

これも何回か書いていますが、曲げるのは大変ですけど、スリット無しの方が綺麗に力木が収まる気がするので。。

厚みは何mmがいいんだろう・・・余り厚いと曲げるのが大変だし、薄すぎると接着面積が少なくなりますし。

3.5mm~5.5mmの間で毎回試行錯誤していますが・・・5.5mmは余りにも曲げるのが大変だったので、3.5mm~4.5mmの間ぐらいかなあ!?

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力木が通る部分に切り込みを入れて、裏板側から接着。

裏板側から貼るのは、裏板側はサウンドホールから見えるので、綺麗に掃除しておかないと溢れた接着剤が見えて美しくないから。

膠ではなくタイトボンドを使ったのは、瞬時に正確な位置に固定する自信がないからです(苦笑)



表板を接着して余白を切除。

箱になりました。

あとは、エンド部に飾りを入れて、バインディングを巻けば胴体は完成です。

ネックはまだ製作していませんが、ライトゲージが張れるように補強を考えないといけないだろうなあ。。

それと、ヘッドのデザイン、いろいろ考えたんですけど、結局トラッドなデザインにおさまりそう(^^;
EDIT  |  20:06  |  未分類  |  Top↑

2013.08.26 (Mon)

ネック材に関する試行錯誤

ホンジュラスマホガニーがワシントン条約附属書2に掲載されてから(2002年らしい)10年以上経ちますが、2、3年前から急に市場から姿を消しました。

全く流通していないというわけではないのですが、高価なことや質の劣化があること、更には個人的に国産材ギター製作にこっていることから、いろいろな木材でネックを作ってみました。

なお、たまたま私が使った材がそうだったというだけで、何一つ検証された事実ではないことを申し添えます。

★ヒノキ★



シリアルNo.014ヒノキギターで使用しました。

強度的にどうかなと思いましたが、十分な強度がありました(尾鷲ヒノキの元ハネ材を使いました)。

加工は容易で、塗装も導管が少ないため容易でした。

気候の変化で動くことはありますが、ロッドで調整可能な範囲で問題はありませんでした。

色が白いことと、木目が明瞭なことなどで好みが分かれるように思います。


★スパニッシュ・シダー★



スパニッシュシダー(セドロ)は1種ではないという記事を目にしたことがありますので、絶対正確という訳ではありません。

シリアルNo.015ナイロン弦ギターで使用しました。

私の使ったスパニッシュ・シダーは白く木目の目立たない材でした。

加工は容易で、導管も少ない塗装も容易とヒノキに近い材質でしたが、木目が目立たない分ネック向きの材だと感じました。

また手に入るなら使いたい材ですが、多分手に入らないでしょうね(苦笑)


★イチョウ★



シリアルNo.019三日月ギターで使用しました。

木目は不明瞭で、導管も少なく塗装も容易でした。

刃物のかかりは良好ですが、クスノキほど強烈ではありませんが加工時に独特の臭いが出ます。

どちらかと言えば柔らかめの材で、私のパーラーギターは弦長630mm+エクストラ・ライトゲージ限定なので耐えてくれましたが、645mm+ライトゲージでは耐えられないのではないでしょうか。

前述の通り加工性は良好で塗装も容易ですので、メイプル等の白木を使ったウクレレのネック(ギターほど強度は無くても良い)には最適かもしれません。


★山桜★



シリアルNo.019古材ギターで使用しました。

ホンジュラス・マホガニーより強固でネックを薄く加工しても十分な強度がある上、導管は少なく塗装も容易とネック材としては良好でした。

ただ、余りにも硬すぎて、切り出しの時にバンドソーの刃を1本焼いてしまいました。

刃物での加工性もいいとは言いがたいですし、これも硬さのためか、ダブテイルの食いつきもホンジュラス・マホガニーよりも劣るように思います(硬い木は滑る)。

ただ、色合いも美しい茶色で木目不明瞭で強固と、ネック材としての資質は必要十分ですので、加工方法などを研究していきたいと思っています。


【結論】

強度、加工性、ダブテイルの食い付き、重量バランス、色合い・・・全ての面でホンジュラス・マホガニーはネック材としてはかなり優秀な材だと思います。

ネック材の悩ましいところは硬ければ硬いほどいいという訳ではなく、硬すぎず、かつ弦の張力に耐えうる適度な硬さが求められることでしょうか。
EDIT  |  20:19  |  未分類  |  Top↑

2013.06.17 (Mon)

シリアルNo.019 PARLOR GUITAR

製作方法に劇的な変化は無いので、製作記は省略です(^^;



「ギターは音で勝負だ!」といい格好をして外観はシック(地味)に仕上げてきた私ですが(笑)、初めてルックスを意識して製作しました。

表板はヒノキ家さんか分けていただいた尾鷲ヒノキです。

ロゼッタは三日月。

現在製作中の古材ギターに使ったケヤキの端材を整形して作りました。



指板は黒柿。

真っ黒だと黒檀と見た目変わらないので、半分白い部分を入れています。



ヘッドプレートは、武田製材さんから分けていただいた杉(油杢)、ペグは1:1のバンジョーペグです。

バンジョーペグはウクレレのペグ同様、弦が早く巻ける代わりにチューニングはちょっと慣れが必要です(笑)



サイドバックはくっきり木目のでたクスノキです。

wikipedia「クスノキ」より抜粋引用

クスノキ(樟、楠、Cinnamomum camphora)とは、クスノキ科ニッケイ属の常緑高木である。一般的にクスノキに使われる「楠」という字は本来は中国のタブノキを指す字である。別名クス、ナンジャモンジャ(ただし、「ナンジャモンジャ」はヒトツバタゴなど他の植物を指して用いられている場合もある)。

各部全体から樟脳の香りがする。樟脳とはすなわちクスノキの枝葉を蒸留して得られる無色透明の固体のことで、防虫剤や医薬品等に使用される。カンフル注射のカンフルはこの樟脳を指しており、“camphora”という種名にもなっている。

引用ここまで

今回使った材は、見た目は赤味の強いコアウッドの風体です。

結構気に入っているので、同じような材がないか探してるのですが、本材のように木目がくっきり出て縮み杢が出ている材には残念ながらまだ見つかっていません。

加工性はバサバサ感はあるものの、マホガニーの加工性に近く、硬すぎることもなく良好です。

ただ、匂いが強く、プレナーなどの機械をかけた時は勿論、カンナをかけただけでも作業場一杯に強い樟脳の香りが充満しますので、匂いに敏感な方にはかなりの加工難の材だと思います。



本作で初めてカッタウェイを採用しました。

個人的な趣味でフローレンタイン・カッタウェイにしています。

フローレンタインに加工する場合、ヴィオリンのように、柱を立てて継ぎ合わせるパターンが多いように思いますが(施工方法はThe Guitar Maker's Manualに掲載されています)、ブロックを貼り付けて削りだす、ちょっとだけ手間のかかる方法をとりました(笑)


さて、音の方はといいますと、基本的にいつもの音、「小さいけどよく鳴る」、「倍音系」という感じです。

音を言葉で表現するのは苦手だし、音源とか動画とかをupできる機材も無ければ腕も無いので、この程度しか言えないのですが(^^;

現物は三重県度会郡大紀町にあります ひのき家さんに置かせていただいていますので、ご興味おありの方は一度弾いてみて下さいm(__)m



ひのき家さんには、ヒノキギターもヒノキウクレレも絶賛展示中&ご注文受付中(^^)

ただ本年度は現在進行中も含め、既にご注文4本受けていますので(年間4本が受注MAXです)、着手は来年度以降になっちゃいますけどm(__)m



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