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2012.08.18 (Sat)

シリアルNo.016 ヒノキウクレレ 材の切り出し

ウクレレ第2回目は、材の切り出しです。

実際には必要な時々に切り出しているのですが、それではわかりにくい気がしますので、今回は今までの手法と変えて、切り出しをまとめてupします。

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元々の材料はこんな感じの板材です。

先に書いておきますけど、電動工具はとっても危険です。大怪我した人を何人も知っています(それも殆どの方が、作業に手馴れているはずのプロです)。

アマチュアとすれば、あくまでも楽しみとして製作しているのですから、怪我をしてしまったら、楽しい時間がぶち壊しです。

ですので、できれば機械は使わない(時間と労力さえかければ、大抵の作業は手道具で加工できます)、使うときは怪我するかもしれないという覚悟を持って、自己責任で行ってください。

本blogを参考に作業して、怪我されても一切責任は持てません・・・いつも思うんですけど、そんな当然なことでも書いておかないといけないのが、ちょっと悲しい。。

さて、気を取り直して本題に戻ります。

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まず、どんな感じで木取りするか鉛筆で書き込んで、バンドソーで解体していきます。

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バンドソーは一見安全そうですが、大怪我をした話をいくつか聞いていますので(人差し指と親指の間を根元まで切っちゃうことがあるそうです)、注意が必要です。

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自動カンナで厚みを出します。

自動カンナはバンドソー、テーブルソーと比べるとまだましですが、それでも指を挟んだり、服等が巻き込まれたりということが有りますから、油断してはいけません。

ちなみに私は材と送りのローラーの間に指を挟んで、痛い思いをしたことがあります(実話)。

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こんな感じに、4枚の板が取れればOKです。

厚みは2mm強だったと思います。材を切り出すときは、サンディングなどで減る分を念頭に置かないと、仕上げてみたら厚みが足りなくなったということになりかねませんので、ご注意を。

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2枚は表板と裏板。ブックマッチにしないのでこのまま使います。

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あと2枚は、こんな感じに木取りして、側板とライニングを取ります。

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細かい話を書いておくと、私の場合(あくまでも私の場合であって、絶対にという話ではありません)、ギターの側板とライニングは木目の取り方が違います。ウクレレはそこまでは考えなくてもいいかと気楽に考えて、側板を取った残りからライニング材を取っています。

また、側板を取った残材からブリッジプレートも確保したのですが、写真は撮り忘れています。。

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表板、裏板、側板をとった逆側からこんな感じに角材を取ります。写真は1本ですが、実際には2本取ります。

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片方からは、ヒールブロック、エンドブロック、あと写真には写っていませんが(撮り忘れ)、力木を確保します。

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もう1本はこんな感じでネック材にします。厚みが少し足りませんので、あとでヒールを貼っています。

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さて、こちらは芯材です。普段は硬くて余り使い道がないので、あて木に落としてしまうのですが、今回はこれも使います。

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硬さが必要な部分、まずはブリッジ。写真はカンナで大きさを整えているところです。

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更に、指板材。これはテーブルソーで切り出しているところ。

テーブルソーも怪我の危険が多々ありますので(指飛ばしたり・・・)、できれば手ノコで切り出して、カンナで整形するのがいいと思います。

特に私のように、安全カバー外して使うのは、決してやってはいけないことです(マニュアルにもそう書いてある)。絶対に真似しないで下さい。

蛇足ですけど、テーブルソーは直モーターで音や振動も大きいので、いかにも「怖い」って感じで慎重になるのですが、昇降盤とかベルト駆動の機械は音が静かなので、恐怖感がない分、却って危険な気がします。

こんな感じで、うまくいけば、1枚の板で1本分の材が確保できます。

ウクレレって経済的で環境に優しい楽器なのかも(^^)b
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2012.08.14 (Tue)

シリアルNo.016 ヒノキウクレレ モールド製作

たいしたことではないんですけど、以前は可能な限り毎日更新を心がけていたんですけど、7月下旬頃から、週2回更新程度に更新頻度を下げています。

理由は、「一つ一つの記事の内容がとても薄くなっている」こととか、「更新することが目的化して、更新に追われてしまっている」こととか、いくつかあるんですけど・・・

まあ単純に言うと、何のためにblogを書いているのか自分でよく分からなくなってきているってことなんですけどね(笑)

閑話休題。では、8月5日に無事お披露目も終了したヒノキウクレレ、ヒキレレの製作記スタートです(^^)

ちなみに、シリアルNo.の振り方はいつもいい加減なんですけど(真実)、既に着手したギター(ハカランダギターとか)もありますが、今回企画したUKULELEにNo.016をふっちゃいます(笑)


では、ウクレレのモールド作りから。ギターの時同様、私の制作方法では、モールドの精度がそのまま楽器の精度につながります。

ですので、モールドに楽器製作以上の精力をつぎ込みます(嘘)

まずは図面の入手。図面の入手方法は、「購入する」、「ネットから落とす」、「実測で製作」、「自由にデザインする」等の方法があります。

「ネットから落とす」例をひとつあげておきますと、STEWMACのFree InformationのSoprano Ukulele Kitのマニュアルの19ページに図面がついてます。

Soprano Ukulele kit Free Information

ちなみに、このキットはHOSCOのUK-KIT-5あたりと同一商品らしいです(噂)。

さすがに、将来の製作講座も視野に入れている中で、他社に著作権がありそうな図面を使うのはまずいので、私は使いませんでしたが、まあお気軽な図面の入手方法ということで、頭の片隅にでも置いていただければ。

何らかの方法で図面を入手したら(実測が一番現実的かも)、まずはテンプレートを一枚作成。

テンプレートが、モールドのすべての基準になりますので、テンプレートに全精力を費やしましょう(笑)

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テンプレートができれば、ベニヤ板に形を転写して、

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テーブルソーでラフに切り出します。

先にラフに切っておくのは、そうしとかないと、トリマーのモーターが焼けちゃうので、ルーターならパワーがあるので不要な作業なんでしょうけど(ちなみにルーターも持っています)、トリマーの方がビットが安いので、トリマーを使用しています。

ラフに加工できれば、ベニヤ板にテンプレートを両面テープで貼り付けて、更にクランプで固定して「絶対動かない」状態にします。

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トリマーにすそ払いビットを装着して・・・あとは機械任せ(笑)

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1枚加工できれば、次にラフにカットしたベニヤ板を木工ボンドで貼って、接着剤が乾けば同じ作業を繰り返し。

詳しいやり方は、楽器をつくるその先にのチャドさんがモールド製作の記事で詳しく掛かれてますので、そちらをご参考に(丸投げ)

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で、接着できれば、不要な余白を切除して、こんな感じにできあがり。

見た目でチャドさん作のモールドと明らかに違うのは、穴が一杯あいてること。

これは、表板と裏板を貼り付けるのに、スプールクランプを使う予定なので、それを通す穴です・・・実際は使わなかったけど(^^;

最近の製作記を見ると、表板と裏板を貼るのにクランプを使う方が多いように思うのですが、私がギター製作を始めた頃(2000年頃)はスプールクランプが主流でした。

私は、初期はクランプを使っていましたが、最近はすっかり手動プレス機頼りです・・・だってすごく楽なんですもの(^_^;)

ちなみに手動プレス機は自作ではなく、師匠から物々交換で譲っていただいた物なので、構造はよくわかりません(苦笑)

話がそれましたが、クランプは案外高いので(昔はダイソーで売ってたのに・・・今でもダイソークランプを使ってる人を結構みかけます)、製作講座を視野に入れて、簡単に量産できるスプールクランプ方式を選択したことを申し添えます(^^)v

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蛇足ですが、モールドのお尻はこんな感じに蝶番で止めて、開閉式にしています。

P.S.

読売新聞の記事から、ザ・ヒノキーズ(^o^)
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