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2019.01.09 (Wed)

表板の製作〜その8

 この調子で書き続けていると、いつまでたっても終わりそうにないので(笑)、端折りつつ進めます。

 30年ぐらい前でしょうか、フェンダーのエレアコが発売されました。結局ほとんど売れなかったのか、もはや中古市場で見かけることすらない気がしますが、6連ヘッドに、肘のコンタード加工(肘の当たる部分が削り取られている)など、ストラトキャスターの特徴をそのままアコギにした感じのアコギでした。

 梅田のナカイ楽器(多分)で試奏したことがあるのですが、当時弾いていた、モーリスのドレッドノート(B-50だった気が)に比べて遥かに抱えやすく、感動したのを覚えています(音が好みにあわないので、買わなかったけど、今考えると買っとけばよかったかな)。

DSC_0674.jpg 前置きが長くなりました。今では当たり前のように採用されているコンタード加工ですが、当時の衝撃は大きく、せっかくの機会なので、今回はフェンダー風コンタード加工を施してみたいと思います。

 加熱した鉄のアングル材を加熱して、濡らした表板を直線に曲げていきます。このためだけにアングル材を購入しました(笑)



DSC_0686.jpg 直線に曲がれば、ソレラに固定。補強の意味もかねて、裏に当て木を接着しています。

 文字にするとわずか2行。。その前に何度も端材を使って曲げる練習をしたことは(練習1回目は見事に木目に沿って割ってしまいました・・・苦笑)、この際、伏せておきましょう。。




Luthier Jhon Eder Bastidas (Colombia) Guitarra tipo McPherson


 前回は、トラディショナルっぽいスペイン式の動画を引用しましたが、今回はかなり奇抜なスペイン式(!?)の製作動画を。全てのシーンが物珍しくて仕方ない(笑)。

 私が学んだジャパニーズ・トラディショナルと比べると、同じ楽器を作っているとは思えないぐらい異次元の工法です。ただ、以前もご紹介したマレーシアのギター製作家、Jeffrey Yong氏のギター製作を数日手伝ったことがあるのですが、工程がすごく合理的で、これが時代の最先端の工法なのかと驚きました。

 シンガポールのギター製作家(に最近なった)のAdam Chan氏の工房を見学した時も、合理的でクレバーな考え方に関心してしました(年齢が近いので、ちょっと偉そうな物言い)・・・いつまでも勉強です。
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