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2012.04.29 (Sun)

THE DAY AFTERについて考える・・・その1

今は、TOKYOハンドクラフトギターフェスの出展作品について全力投球って状況なんですけど、次の目標を立てておかないと、フェスが終わるとそのままずるずる遊んじゃうので(そういう性格)、THE DAY AFTERもちゃんと考えておこうかなと。

NEWプロジェクト その1

先日、グランビル滝原さんラモシオンさんにヒノキギターの試奏をお願いしに行ったときにお預かりした木材。



この中に、グランビルの店長からいただいた、旧家屋を解体した時の材があります。

店長さんが子どものころから毎日見ていたであろう、思い出のこもった木材。

これをギターに使えたらということでいただいたんですけど、これで一部ではなく、これでほぼ全部の材を賄って、1本のギターにできればなあ・・・っていう思いつき。

ここで余談になるんですけど、廃材で思いつくのは、何年か前にリフトとかで物を運ぶときに使うパレットを再利用したTAYLORのギター。確か掲載されている本を持っていたと思うんですけど、ちょっと探す気力がなくて(汗)

釘のあととかが残ってて、賛否はわかれると思いますが(っていうか、余りお店ではみかけないから、不評だったんでしょう)、そんな製品もありましたということで。

それから、ゼロワン瓦礫再生プロジェクト。詳しくはリンク先のhomepageを見ていただくとして、「瓦礫の木材で楽器は作れないか」という問いかけ。

震災支援とか、そんな立派なことは私には似合わないので(2週間ほど支援には行ってきたけれど)、あえてそっちに向かうつもりはないんですけど、「災害ででた瓦礫の中の木材や素材を、ゴミや廃材等とはいわず想い出や人の復興の思いが入った材料として、思材と表現しております。」という言葉。

さて、ここで本題に戻って。

多分、このblogをご覧の殆どの方が、三重県にある大気町って町をご存知ないと思うので、大気町のホームページから一部抜粋して引用。



 大紀町は三重県の中南部に位置し、総面積233.54平方キロメートルのうち約91%が山林が占め、地形は全般に急峻で、町内を流れる一級河川の宮川、大内山川、藤川沿いに民家と耕地が散在する農山村部と僅かな土地に民家が集中する沿岸部から成る典型的な農山漁村地域です。

町の面積の91%が山というところですので、昔のお家には今ではなかなか手に入らない樹齢100年以上であろう銘木材が、あたりまえのように使われています。

今回、お預かりした材料・・・例えば、



ケヤキ

ギター用に製材されているわけではないですし、ほぞ穴(ほぞ溝?)があけられていたりしますので、厚みが確保できなくてブックマッチに割るとかは難しかったりしますけど、逆に材のサイズが大きいので、1枚板なら余裕で取れたりします(パーラーギターの場合)。

側板についても、きっとブックマッチに割ったのであろう板材の部分がありましたので、それを使えばばっちりです。



サクラ1

胴を総ケヤキで組むことも可能なんですけど、せっかく他の材もあるので、表板は違う材を使ったほうが変化があっていいような気もします。

ケヤキもサクラも硬めの材なので、適性としてはいろいろご意見もあると思いますけど、それを材料のせいにしちゃうのは、なんかずるい気もして。。



サクラ2

見るからに敷居に使っていたであろう材です。私も子どもの頃、昔の家に住んでいたので普通にこんなごっつい材を使っていたんですけど、今は芯抜きの無垢材で、これだけ目の通った材を使っているお家を見ることも減った気がします。

サクラなので、硬くて加工はちょっと手間がかかりそうですけど、いいワンピースネックが取れそうです。

少し前までは、「表板は○○スプルースでないと」とか、「サイドバックは○○が一番」とかいろいろ思っていたんですけど、ヒノキのギターを作ってからは、「別にスプルース+ローズウッドでなくてもいいじゃん」って気になっています。

「思い出のランドセルをその形のままミニランドセルに」っていうお商売がありますけど、「思い出の古民家の材を使ってパーラーギターに」っていうのどうでしょう・・・対象がミニマム過ぎて商売にはなんないと思いますけど、夢がある気がしませんか!?
EDIT  |  09:17  |  空想・妄想  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

*Comment

■面白そうなことを次々と!

Matsuさんはチャレンジャーですね!
Kヤイリのマスタールシアーの小池さんがこないだ被災地の木材を使って数本チャリティー的に製作されていました。
指板のインレイも津波に家が流されていくといったものでした。
日本の材木でもギターは作れると思います。
が、日常的に仕事で木に接する私が懸念することはやはり変形。
そこを克服して製作されているところがすごい!
早く弾かせて頂きたいとおもう今日この頃です。
kazu |  2012.04.29(日) 19:03 |  URL |  【コメント編集】

■kazu 様

とりあえず面白そうって思ったら、着手できるのが生業としてないアマチュアの強み(^^)

将来的な不安は当然あるんですけど、考えるよりやってみるかって感じで。。

どんな楽器に仕上がるかは全くわかんないですけど、何か夢があるでしょ(笑)
matsu |  2012.04.29(日) 21:54 |  URL |  【コメント編集】

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