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2012.05.15 (Tue)

シリアルNo.014 最終調整

さて、ラストスパート、一気にいっちゃいます。

なにせ、今日あたり完成の記事を書いておかないと、TOKYOハンドクラフトギターフェスまでに製作記が完結しない(苦笑)

塗装を磨いて一応完成した(弾ける状態になった)のが、5月6日(日)深夜でした。

ここから調整等をして仕上げにはいります。


【指板の仕上げ】

まずフレットの仕上げ。

20120515-1.jpg

ヤスリを使って端部分を丸く仕上げていきます。

20120515-2.jpg

フレットの端部分が仕上がれば、指板に油分を与えてやります。

普段は(ローズとかエボニーの時は)、コンパウンドで磨くだけなんですけど、今回指板に使ったケヤキはけっこう乾燥肌でしたので、油分を与えてしっとりさせました。

ちなみに油分は化粧品店で購入した椿油。指板にすり込んで、余分な油分はふき取り。


【ブリッジの仕上げ】

次に、ブリッジのピンホールを仕上げ。

20120515-3.jpg

小刀で丸く切り込んで、

20120515-4.jpg

ペーパーで仕上げました。

整形後、こちらも油分を与えておきました。


【弦高の調整】

お次は、弦高調整。

20120515-11.jpg

ヘッドにペグを取り付けて、実際に弦を張って調整していきます。

20120515-5.jpg

まずナットの溝の深さを調整。1フレットでの弦高さを0.5mm前後(弦によって0.1mm程度上下あり)に落とします。

写真の1弦1Fの場合、調整前は0.6mmぐらい。これを0.4mmぐらいまで落とします。

20120515-6.jpg

ここで落としすぎたら、ナット作り直しになっちゃうので、程ほどに慎重に。

ナットが仕上がれば、次にサドルの調整。これは写真とって無いので、言葉だけで(^_^;)

今回もエクストラライトゲージを張るので、弦高はライトゲージより高めになります。

1弦12Fで2.5mmを、6弦12Fで3mmを、それぞれ少し切るぐらいにセッティング。

低くすると確かに弾きやすいんですけど、低くしすぎるとビビる(バズる?)し、ビビリがでなくても、音がチープになっちゃう時があるので、低ければ低いほどいいとも言い切れない・・・まあ、そこらはある意味、奏者の好みなので、作り手がどうこういうことではないんですけど(^_^;)

まあ、私の作るギターの場合、エクストラライトで6弦2.5mm、1弦2mmとかにしちゃったら、ビビリは出ないにせよ、余りにもチープな音になっちゃうので、前述程度の弦高に仕上げています。


【ロッドカバーの製作】

最後にロッドカバーの製作。今回はヘッド側にロッドの調整口をもってきたので、不慣れなロッドカバー製作にも挑戦です。

20120515-7.jpg

適当なケヤキの端材に鉛筆で罫書きして、

20120515-8.jpg

小刀で整形&面取りして、

20120515-9.jpg

ピンバイスで穴をあけて、

20120515-10.jpg

こちらもの椿油で仕上げて、ネジ止めします。


【おまけ】

で、予定ではこれで仕上がりのはずだったんですけど、どうも塗装が厚いのか、鳴りが硬かったので、表板のみ再度耐水ペーパーをかけて、塗装の厚みを落とし、コンパウンドで仕上げなおしました。

なかなか一発ではしあがらないようで(苦笑)

で、5月13日に最終の微調整をして、完成しました(拍手)
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