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2012.06.17 (Sun)

昔話・・・

製作がちょうどライニングの接着のところになっていて、時間がかかる割りに記事になりにくいので、お話ばっかり書いている訳ですが(^_^;)

今日は、木材にまつわるお話を少し。

今は70歳を越えた方々から聞いたお話です。

何年ごろのお話かはちょっとわからないんですけど。。


1.某ギター製作家の話。

ローズウッドやマホガニーは、港で丸太で買って、製材所に自分で持ち込んで割ってもらっていた。

帯ノコで割ってもらうのだけれど、ローズみたいな硬い木を帯ノコで割ると、刃がすぐにいたんで嫌がられるので、自費で帯ノコ刃を購入して製材所に預けていた。

魚のマグロと一緒で、切り口から中の状態を推測して買うけれど、割ってみて「あちゃー」ってことも良くある。

そういうのは駒とか指板とか力木に落として、〇〇とか△△(某著名メーカー等です。ご自由にご想像下さい・・・笑)とかに売った。


2.住宅メーカーに昔勤めていた人

木材を買い付けにいくとき、インドローズとか、マダガスカルローズとか、そんな区別は無く、単にローズウッドと呼ばれていた。

で、今でいうと何ローズかというと、ブラジリアンローズウッド。

当時は、ローズウッドと言えば、ブラジリアンのことで、インディアンとかは見たことも無かった。


3.某ギター製作者の話

ある日、木材業者が、「いいローズウッドありますよ」と工房にセールスに来た。

サンプルを見ると、明らかにローズウッドではない。

「ローズウッドではないな」と言うと、しぶしぶ「パープルハート」という材だと言った。

同じような感じで、類似材が流通しており、たまに「これは騙されたな」という材を使っているギターも見かけた。


4.某ギター製作者の父の話

親子2代の製作者であった某製作家は、父から機械を使うのは邪道だと言われ続けていた。

例えば、板の厚みを落とすのも、プレナーは一切使わず、カンナだけで厚みを出した。

曰く「プレナーは上からすごい力で押さえつけるので、木が鳴らなくなる」。

父親が引退したら、即プレナーを買ったらしい(笑)


時代はかわりましたね(^_^;)
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*Comment

■自動工具大好き輝です[e:786]

自動化出来る物は何でも自動化

私は技量は争いません

だって下手なんだもん

あくまで設計&データ
これで頑張ってます

実用ギターを作ってます

コールクラークの3Dルーターすげぇ~

欲しぃ~
輝 |  2012.06.18(月) 10:36 |  URL |  【コメント編集】

■輝 様

今、パワーツールを使わずに作るなんて不可能だと思いますよ。

原木を斧で斬り倒して、でっかいノコギリとか斧とかで丸太を板にして、乾燥後、カンナで反りとって、更に厚みを出して・・・。

ストラディバリの時代はみんなそうしてたのかもしれないですけど、今同じことをしたら、いったいいくら費用かかるんだろう(笑)

個人的にはドラムサンダー欲しいです・・・自動カンナ夜中使えないし、カンナでローズウッド、1cmから3mmまで落とす気にならないですから(^^;
matsu |  2012.06.18(月) 12:36 |  URL |  【コメント編集】

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