2020年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

2012.11.04 (Sun)

シリアルNo.016 ヒノキウクレレ 側板と裏板の接着まで

ヒノキウクレレも8月には完成し、2日間で製作するウクレレ教室(脳内)の試作に取りかかろうかという状態になっているにも関わらず、未だにヒノキウクレレの製作記が完結していない今日この 頃・・・う~ん、怠けすぎ(苦笑)

製作記も今回を含め、5回で完結する (予定)で、写真の整理もほぼ完了しているんですけど・・・。

一応、言い訳しておきますと、先月末から風邪を引きまして、ちょうど鼻炎の時期と重なったので、「仕事(本業)」と 「寝る」以外、殆ど何も出来ない生活が続いておりまして・・・先日ようやく復活したところです。

ということで、早速ヒノキウクレレ(通称ヒキレレ)の製作記、今回も大作でお送りします(笑)

前回、側板を組み立てたところまでupしましたが、ここから先は切りのいいところが無さそうなので、適当なところまで。。


まずは、板材にモールドを使いウクレレの形を書き込んで、少し大きめに切り出します。

20121012-1.jpg

材料の切り出しのときにも書いたと思いますが、今回は表板、裏板とも1枚板で接ぎ合わせは無しです。

写真は表板で、サウンドホールをコンパスで書き込んであります。

20121012-2.jpg

表板は力木を貼る前にサウンドホールを空けておきます。

今回は、表板にロゼッタ(口輪)は入れませんが、ロゼッタを入れる場合は、先にロゼッタを入れてからサウンドホールを空ける方が効率的だと、個人的には思います。

私の場合は、ボール盤にサークルカッターを取り付けて、円を抜いていきます。

手で扱うサークルカッターでも、トリマーでも使いやすい道具でOKだと思いますが、手で扱うサークルカッターの方が入手も簡単だし、大きな怪我をするリスクも低いので(全く無いとは言いません)、いいかもしれません。

20121012-3.jpg

こんな感じに出来上がりです。

表板、裏板が出来れば力木を切り出していきます。

詳細な作業は材の切り出しと同じなので、そちらを参考にしてください。

20121012-4.jpg

とはいえ全く書かないのも張りが無いので、ブリッジプレートの加工だけでも(笑)

まず、四角い板材をカンナを使って整形します。

整形が必要かどうかは、よくわからないので聞かないで下さい(苦笑)

20121012-5.jpg

整形できれば、平ヤスリ(小)で面取りしておきます。

これも理由は聞かない方向で(笑)

20121012-6.jpg

こんな感じで、力木一式を切り出しました。

サウンドホールの補強はなくてもいいのかな・・・ちょっとわかんないです。。

裏板の力木が1本なのは、カマカのパクリ(^^;

1本と2本の違いは・・・これもよくわかんないです(苦笑)

まあ、理屈なんてわかんなくても、プレーヤーに音が気に入ってもらえれば何でもいいんです(開き直り)

えっ、先に空けたはずのサウンドホールが空いて無いですって!?

説明の都合上、実際の工程と異なる場合が多々あります(再び開き直り)

20121012-7.jpg

では力木を貼って、箱にしていきます。

まずは裏板から。

何度も書いているんですけど、裏板から貼るのは、先に表板から貼ると、裏板接着時にあふれた接着剤を除去できない。

となると、あふれた接着剤がサウンドホールから見えちゃう(-_-;)

逆に、表板を後に貼っても、余程接着剤を多めに塗っちゃわない限り、サウンドホールから見えるほど垂れることはありません。

まあ、最近はできるだけ必要最小限の接着剤を使うようにしてはいるんですけど、それでも全く掃除無しで完璧に仕上げる技はないです(正直者)

ということで、裏板から貼ります(長過ぎる前置き)

で、裏板はRを付けますので、ディッシュ(R30)に専用のサンドペーパーを置いて(ウクレレは小さいので、あえて専用の高いペーパーを使わず、普通のサンドペーパーでもOK)、接着面にRをつけていきます。

カンナでRをつける方法もあり、厳密に言えばシルエットの違いとか有るんですけど、どちらでもやり易いほうでいいと思います。

20121012-8.jpg

接着面が出来れば、力木にタイトボンドを塗って、重石を乗せて接着。

写真は3本接着してるわけじゃなくて、端の2本は重石の支えで、接着しているのは真ん中の1本だけです。

20121012-9.jpg

接着できれば、あふれた接着剤をノミで切除して(写真省略)、カンナで山型に整形していきます。

Xブレースはカンナでの整形が出来ませんが、ラダーブレースはカンナが使えるので楽です。

ただ、初心者向け教室で考えると、カンナは扱いにくいかなあ・・・面取りした材を渡して、それを接着するほうがいいかもしれないですね。

何せ、工期は塗装込みで16時間ですから(^^;

20121012-10.jpg

整形できれば、端部をノミで薄くはねます。

これも何回も書いている気がするんですけど、端部を薄くはねておかないと外から力が掛かったときに力の逃げ場が無くて、力木が折れてしまうことがあるそうです。

20121012-11.jpg

さてここで、側板に戻って、ディッシュで接着面にRをつけていきます。

力木のときに書き忘れましたが、初心者向けの教室ではディッシュを複数枚用意できないので、Rはつけずにフラットに仕上げる予定です。

20121012-12.jpg

Rがつけば、側板と裏板を所定の位置において、ライニングの切り込み位置を罫書き。

ウクレレ製作風景とかの記事を見てると、ライニングにポケットを切って力木を収めてるのって案外少数派のような気がします。

今回はバインディングを巻かないので、溝を切るときに側板に傷をつけずに溝を切るのですが・・・初心者向け&時間制限ありの状況ではちょっと厳しいのかも。

主催者としては刃物を使わなくて済むなら何よりなので(怪我されるのが一番怖い)、ポケットに力木を収めるパターンは多分採用しません(^^;

写真は有りませんが、ついでに力木の方も切断位置(仮の切断位置ですけど)を罫書きしておきます。

20121012-13.jpg

で、まずは裏板の力木を、ピラニアノコで切断。

正確なところは、後で微調整して合わせ込んでいきますので、この段階では短すぎなければOKです。

と言っても、余りにも長すぎると、切った意味がありませんので、程ほどの長さで切断(^^;

20121012-14.jpg

具体的には側板の外側で切断しておきました。

20121012-15.jpg

次に側板の溝きり。

前述の通り、側板に傷をつけるとぶち壊しになっちゃうので、慎重にピラニアノコで切り込みを入れます。

こちらもあとで微調整しますので、少し狭い目に切っておきます。

特に裏板側はサウンドホールから見えますので、隙間無くぴったり仕上げないと、ちょっと恥ずかしいです(^^;

20121012-16.jpg

切込みが入れば、ノミ(今回使ったのは彫刻刀ですが)で切除します。

重複ですけど、今回はバインディングを巻きませんので、貫通式は使えません。

もし、誤って側板まで貫通しちゃうとぶち壊しになるので、力任せに切除せず丁寧に側板のところで刃物が止まるように切除します。

またまた重複ですけど、これも刃物使いたくない&時間制限が有る中ではあまり採用したくない方法ですね(^^;

やっぱり溝を切る方式は、採用見送りになると思います。

20121012-17.jpg

こんな感じに溝が切れました。

このあと微調整しつつ、溝に力木がぴったりおさまるよう仕上げていくんですが、写真は撮って無いです・・・想像してください(苦笑)

注意点は、力木を短く切り過ぎないことでしょうか。何せライニングは側板と同じ厚み、1.5mm~2.0mm(残念ながら、正確な数字は忘れました。1.7mmぐらいだったかなあ!?)しかないので、その範囲しか誤差は許されません。

特にノコギリを使うと、ピラニアノコでさえ、刃の厚みが0.5mm前後(正確に測ったことはないけど)ありますので、ちょっと手元が狂うと、1mmとか平気でずれちゃいますから、特に慎重に作業しましょう。。

20121012-18.jpg

溝に力木が綺麗に収まれば、タイトボンドを塗って、手動プレス機で接着。

初心者向けの教室では、スプールクランプを使う予定なんですけど、今のところ数が足りないので、プレス機で(苦笑)

教室、マジでする時には、スプールクランプ増産します。。


今宵はここまでにしとうございます。。
EDIT  |  09:00  |  No.016 ヒノキウクレレ  |  TB(1)  |  CM(0)  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

*Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

-

管理人の承認後に表示されます
2012/11/04(日) 11:39:12 |
 | BLOGTOP |