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2013.01.09 (Wed)

シリアルNo.017 2日間でウクレレを作る教室試作品

明けましておめでとうございます(今更)

ナイロン弦ギター製作記を完結させようかと思っていたのですが、ウクレレ試作品が出来上がったので、そちらをupします。

まだまだ試行の部分がありますので、製作過程は端折ってますので、ご了承を(^^;



とりあえず、作ったキットがこちら。

キット製作に2週間はかかっているとおもいますので、お商売としては割に合わないと思いますが(本音)、国産材を知ってもらうのと、楽器作りのさわりを体験してもらうと言う、壮大なビジョンの前には、些細なことです。

材料は、表板に尾鷲ヒノキのほか、側・裏板、内部構造材等にも可能な限り国産材を使いました。



本音を言うと、全音のウクレレキットみたいに、カーフィングを貼るところから作業をスタートしたかったのですが、作業時間を考えると、カーフィングを貼り終えた状態から始めたほうが無難な気がします。

また、カーフィングを貼ると側板の形状が安定し、モールドから出して作業することができますので、モールドを準備しなくてもいいというメリットも有ります。



作業に使う工具については、特殊なものは避けて、可能な限りホームセンターで買えるものを選びました。

写真は、表板の部品を貼っているところ。全部、ホームセンター、下手したら百均で買える工具を使っています。

専門工具はお高いし、余りジグに頼るのも却ってハードルを高く感じさせるだけだと思ったので(笑)



裏板、表板ともRはつけず、フラットに仕上げました。

フラットにすることで、施工の難易度はかなり下がります。

接着のために、スプールクランプを大量生産することも考えましたが、実験の段階でそこまで手間をかけなくてもと思い(怠け者)、今回はF型クランプを使用しました。

普段は裏板から先に貼るのですが、今回は後々の作業の精度の出しやすさや容易さを考えて表板から貼っています(後述)



実験的に表板を貼った段階で、ネックを入れてみました。

胴を完全に組んでからネックを入れるとなると、ジグを使うか、ハタガネを使うか(ヒノキウクレレを作ったときは、ハタガネを使いました)、あるいは長い輪ゴムを使うか(全音ウクレレキットの手法です)になると思いますが、裏板を貼る前ならクランプを使えるので、この段階で入れてみました。

作業の様子は、スペイン式みたいですね(笑)

ネックジョイントの方法は未だに悩んでいるところですが(本音)、今回のウクレレはセットネック風で入れています。

セットネック風にすると、ダボより遥かに強度が出ますし、センターがずれるリスクも減るのですが、それなりの難点もありますので、そこら辺が悩むところです。

いろいろ迷ったときは原点に返る習性が有りますので(笑)、最終的にはダボに戻りそうな気がします。

ここら辺りから手があいてきますので、何か作業を作っておいた方がいいように思います・・・例えば、ブリッジの弦の溝を切ってもらうとか、ナットやサドルを作ってもらうとか。

まあ、やってもらうことが増えるほうが、キット製作は楽になるので、ちゃんと考えるようにします(笑)



ネックが入れば、裏板を貼ります。

ここでまた手があきます。かなり細々した作業をあれこれしてもらえそうですね(笑)

ここでは指板の仕上げをしてもらうことにして、フレットの端は処理せずにしておきましょうか。

そう考えると、作戦なのかたまたまなのか分かりませんが、全音のキットはよくできてますね。



裏板が貼れれば、余白を切り落としていきます。

ここは小刀とかカッターナイフとかを使うのが早いのですが、怪我が怖いので、じっさいにはペーパーで時間をかけてになりそうな気がします。



そろそろ木工も佳境にはいってきました。次に指板を貼っていきます。

全音キットはここも輪ゴムですが、クランプを使うほうが確実です。

ただ、指板がすべってずれるのが怖いので、ピンを打っておいた方が安全かもしれません。



最後はブリッジの接着です。

指板の位置が決まらないと、ブリッジの位置が決まらないので、ブリッジの接着は、指板の接着が終わるまで待つしかないんでしょうか・・・ここに書いていない細かい作業もあるので、ちょっと考えどころですね。

何せ、時間制限がありますから。



木工完了です。

教室でするなら、出来れば塗装して、最後は簡単な演奏をするところまで行きたいのですが、時間的にどうでしょうねえ!?

木工だけなら、2日あれば十分できるんでしょうけど、塗装と試奏までとなるとちょっと厳しいかもしれませんね。

少なくても1日目でここまでたどり着かないと、無理だろうなあ。。



2日目はまず、午前中だけで塗装を終えます。

塗装前に、面取りをして、細かいペーパーでペーパー等の傷を取っておきます。胴が小さいので、1時間もあれば十分可能な作業量でした。

さて、難関の塗装です。いろいろ塗料を調査したのですが、ラッカー系(水性含む)は刷毛塗りが前提で、かつ乾燥後サンディングが不可欠になりますので、今回はとてもそこまでの時間はありません。

スプレー缶で吹くという手も有りますが、プラモデルでしかしたことないし・・・ということで、悩んだ末、オイル系の塗料をウェスで塗る方法を選びました。

乾燥時間30分弱で3回塗りました・・・なかなか乾かなかったので、実際にはもっと間空けたほうがいいんでしょうね。

日数に制限がある場合、塗装が一番のハードルかもしれません。



Tokyoハンドクラフトギターフェスで、ナット、サドルの調整は一番役に立ったというご意見もあるようですので、ナット、サドルは調整してもらうことにしましょう。

専用のヤスリを揃えると高いですけど、針ヤスリを使えば、安くは無いですけど千円台で買えた気がします。



これで出来上がりです。

マジな話、塗装をしなければ何とでもなるんですけど、塗装すると結構、時間との戦いです。

まあ、作業したのが寒いプレハブ小屋だったこともあると思うので、いい気候の頃にすれば何とか枠内に収まるのかもしれません。

これで、即、教室っていうほどチャレンジャーではないので、もう1、2本作ってみてという話になりますが、実際の話、やってみたい人っているんでしょうか!?
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