側板の製作〜その4

DSC_0793.jpg 側板が曲がれば、次にカーフィング(ライニングともいう)を貼っていくのですが、その前に一加工。

 今回は肘のコンタード加工(エルボーカット)を取り入れていますので、その分を先に切除しました。木目に沿って割れると困るので、一番深いところにノコギリで切れ目をまず入れました。

DSC_0794.jpg あとは、ノミで切除。後で考えれば、貼った後の加工でもよかったんですけど。

 もう少し言うと、カーフィング先に貼ってれば、カンナとかベルトサンダーとか使えたので、楽だった気がします(苦笑)。


AdamCHAN Guitars Music China Expo 2018


益田洋さんのご紹介の時にちょっとふれた、Mr.Adam Chan。Jeffrey Yongが日本に出展するときいつも一緒に来てたアダム。ギター好きが高じて、とうとうルシアーになっちゃいました。

シンガポールの彼の工房にお邪魔して、作業風景も見学したりしたのですが、非常に合理的でクレバーです。詳しいことは彼の企業秘密だと思うので書きませんが、一例であげると、フローティング・フィンガーボード。なるほど!っと感心しまくりました。

動画はミュージック・チャイナに出展した折りのインタビューのようです。この時のミュージック・チャイナには私も遊びにいったのですが、会場の熱気、ビジネスのスピード感(あっという間にビッグ・ビジネスが成立していきます)など、日本にいても見えない中国経済の勢いを肌で感じることができました。

これからの時代、ジェフリーやアダムのような英語、中国語が話せる華人が、今以上に業界を席巻していくのかもしれません。
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