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2008.11.20 (Thu)

力の無い人はライトゲージが本当にお勧めなのか!?

 キットギター紹介の時に「世間で流れている「真実」と「嘘や迷信」をいかに見分けるか」と書いたのですが、実例をまったく書いていないと、あまりにも嘘っぽいので、思い出すたびに書いていきたいとおもいます。最初は「力の無い人はライトゲージが本当にお勧めなのか!?」です。

 一般的にアコースティックギターで最も良く使われているのは、ライトゲージだと思いますし、お店で初心者には「音量は落ちるが一番弾きやすい」とお勧めされるのではないでしょうか。また、ミディアムゲージ以上の弦はある程度大きいお店に行かないと売ってないような気がします。さて、本当に指の力の無い人はライトゲージ(あるいはコンパウンドゲージ)がお勧めなのか?少し考えてみたいと思います。

 ライトゲージとミディアムゲージを比べると、明らかにミディアムゲージの方がテンション(張力)は高いです。それに異議はありません。でも、ライトゲージの方が、音量はミディアムゲージより落ちるけれど、弾きやすいというの事実でしょうか!?あくまでも同じ状態のギターに張った場合、間違いなくミディアムゲージの方が弾きにくいと思います。「あくまでも同じ状態のギターに」では。

ここで、一考です。クラシックギターでは12Fで弦高4mm程度、アコースティックギターでは、12Fで3mm弱と言われています。この差はなんでしょうか?詳細な理論はよくわからないので省略します。単純に言うと弦の振れ幅が違うので、振動している弦がフレットに当たって異音を出さないためには、これだけの弦高が必要になります。クラシックの弦に比べてアコースティックの弦はテンションが高い分、弦の振れ幅が少なくなり、弦高はより低く設定できると考えられます。

 話は戻ります。同じ条件でライトゲージをミディアムゲージを張って比較すると、ミディアムゲージの方が弾くのは大変です。でも、ミディアムゲージの方がより低い弦高に設定できるはずなので、弦の張替えと同時に、弦高も下げてやれば、ハイフレットを多用する奏法の場合、ミディアムゲージの方がより弾きやすい可能性もある訳です。

 ただ、ギター自身の強度の問題もでてきます。ライトゲージの方が、弾く人に優しいかどうかは単純に言い切れませんが、少なくても、ギターには優しい弦ということだけは間違いないでしょう。ここから先は自己責任の範疇ですが、ミディアムゲージでも十分に耐えうる強度のギターをお持ちなら、一度弦高も含めてゲージを変えてみた方がよい結果が得れるかもしれません。

 続くかも。つぎのねたはいつになるかはわかりませんが。。
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