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2009.12.21 (Mon)

virtualとrealの狭間(2)

 何の話でしたっけ?「ネットで偉そうに書いてあっても、実物を見たり弾いたりしてみないと、その情報が正しいのか間違っているのかなんてわかんないよ」っていう話でしたね、確か。

 まあ、ある意味昔から楽器なんて、雑誌とか口コミとかで情報を仕入れて、実物を弾くのは買う前の試奏の時だけっていうのが普通でしたから、大差ないと言えばそうなんでしょうけど、当時のアコースティックギターはメーカー品が中心でしたから、それでもよかったんでしょうけど(大当たりは少ないが、外れも少ない)、個人製作家がネットで自己主張をし始めて、マーケットが広がっていくと、すっかり玉石混淆になってしまいました。

 まあ、私なんかは、「石ころ」もいいところで、「玉」に見間違えられることもないと思うので、まあそれでいいんですけど、「玉」に着飾った「石」が増えてくるのは世の常、人の常。あっ、これ以上書くとまた怖い話を書いてしまうので、ここで自主規制。

 最近はアコースティックギターも手工が増えてきて、しっかり弾き比べて買う方が増えていると思うんですけど、「○○さんが使っているギターを下さい」とか、「同じギターでも○○店の方が安かったから、そちらで買う」みたいに、工業製品的な買い方をする人が結構いっぱいいると思うんです。

 実際には、メーカー品であってもギターは個体差がありますから、「○○さんと同じギター」を買っても、同じ音がする訳ではないし、同じ型番のギターでも「売値は高い△△店」のギターの方が遥かに鳴るかもしれない。

 まあ、鳴るので有名な製作家のギターでも、鳴らない個体はいくらでも有りますので、それを言い出したら、オーダーメイドでギターなんか注文できないことになるので、どこまでシビアにこだわるのか、基準点みたいなものが、私にもよくわからないんですけど。

 話がどんどんそれて、自分でも訳が分からなくなってきていますが、virtualだけで判断して買うのも怖いですけど、作る方も納品してから「望んでいた音と違う」と言われそうで怖いなと思います。

もう少しこの話を続けようと思うのですが、今日はここまでにして、少し違う話を。

お店で「このギターは弾きこまないと鳴らないよ」と言われるギターがあります。弾きこめば鳴るっていうの本当なんでしょうか。

 ギターの弦を張って、しばらくするとギターが最初より鳴るようになります。倍音の出が良くなるように感じますので、チューニングが安定したせいかなとも思うのですが、詳しくは分かりません。また、塗装してからしばらく(半年と言われています)すると、ギターの音は変わります。基本的には塗りたてよりも鳴るようになると思います。

 さて、本題。経年変化で鳴らないギターが鳴るようになるのか。私自身は答えを持っていないので、某製作家の言葉を書いておきます。

「確かに時間が経てばギターの音は変わる。しかし、音色の変化はあるにしても、鳴るギターは最初から鳴る。鳴らないギターが年数を経たからといって鳴るギターになることはない」

 成否はともかく、一刀両断ですね。話はまだ取りとめもなく続きます。
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