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2009.12.28 (Mon)

virtualとrealの狭間(3)

 毎回書き出しの時に、前回何を書いたのか、ぱっと思い浮かばなくて。「virtual」でギターなんか怖くて買えないよねっていう話でしたね、確か。

まあ、ネット社会になりましたから、これからは、ギター製作家も「virtual」を重視せざるを得ないと思うんですけど(特に雑誌の発行部数の激減をみていると痛感します)、ネット上には私のような下手くそバリバリの方から、プロ並みの方まで、自称製作家が星の数ほどいます。

 あっ、星の数ほどあるギター製作のページから拙blogをご覧いただきありがとうございます。申し遅れました、matsuと申します。末長くお付き合いの程、よろしくお願い致しますm(__)m。

 話が戻りますけど、homepageの製作写真って、結構誤魔化しが効くんです。都合悪いところは写さなければ(あるいは加工で切れば)いいんですから。細かい修正なんてわざわざupしないですしね。まあ、雑誌の時代でもある意味、同様だったと思うんですけど、一応、出版社は自社の看板があるので、提灯記事はあるにしても、まあ信用できます。

 これがネットになると、私も含め手前味噌記事全開ですからね。ほとんどの方は真面目に製作に取り組まれているのですが、ネットオークションで「これはどう見てもハカランダじゃなくて、板目のそれもかなり質の悪いローズウッドじゃん」っていう材を、「最高級材です」みたいな感じで宣伝しているのを見ると(もしかしたら、その人も騙されて買ったあるいは仕入れた口で悪意はないのかもしれませんが)、「石」が「玉」の顔をしているのも、中にはあるかもしれません。

 そうなると、買う方はリスキーだなあと思います。アマチュア製作家やセミプロから買うのは、そんなリスクがある反面、安いのに大当たりなんてのもあって、ある意味表裏一体だったりするんですけど、せっかく趣味で楽器を作る人が増えてきて、楽しげな状況にあるのに、「やっぱり著名製作家か有名メーカーのものを買わないと」って風潮になったらすごく残念だなと思う部分もあります。

 そこで、私が考えるのが、「virtual」と「real」の狭間にある、「アマチュア製作のギターを売るお店」だったり「アマチュア製作家だけの展示会」だったりするのですけど、それが結論としてしまうと、余りにつまらないので、もう少し違うことを考えてみたいと思います。

 最近、思うんですけど、「アコースティックギター」という存在そのものが、すごく「virtual」な存在のように感じています。「このギターは経年変化で鳴るようになる」みたいな、本当か嘘か製作者でさえよくわからない話もいっぱい有りますし、第一このギターはいい音がするという基準というか、こういう音がアコースティックギターのいい音っていうものが無いんじゃないかなとさえ思ったりします。

 例えば、タカミネのエレアコ。最近のものは弾いたことがないので、よく知りませんが、10年以上前、ブルース・スプリングスティーン(だったかな?)がわざわざ日本で買って帰ったと話題になったころ・・・ついこの前と記憶していたけど、実際には20年以上前か(-_-;)。

 また話がそれましたが、タカミネのギター、生音は全然鳴りませんでした。ハウリングを起こさないようにあえて鳴らないように作ってあるという話もありましたが、何せ塗装が厚く、修理の時にとっても苦労したという話を聞いたことがあります。

 私はクラシックギター製作者から、製作の基礎を学んだので、「鳴らないギター=ゴミ」という価値観がこびり付いているのですが、タカミネは極端な例としてもその常識が全く通じない世界であったりします。

また続きます。無駄話ばかりで、元々結論なんて存在しなので、無限に続くかも。
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