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2009.12.29 (Tue)

virtualとrealの狭間(4)

 一般にクラシックギターでよい音とされるのは、「倍音が豊か」「低音の抜けが良い」「各弦(特に3弦)の音にバラツキがない」「各フレット(特にハイフレット)の音にバラツキが無い」書き出すときりがないのですが、方向性はしっかりわかります。

 さて、アコースティックギターになるとどうでしょう。「各弦(特に巻き弦)の音にバラツキがない」「各フレット(特にハイフレット)の音にバラツキが無い」この辺は基本なので異論はないでしょう(多分)。

「倍音が豊か」・・・そう言えば「歯切れが良い」って、比較的倍音の無いギターでは?「低音の抜けが良い」・・・「温かみのある低音」って売り文句ですけど、それって抜けが悪いんじゃないの?更に「枯れた音」なんて言われると、さっぱり分かりません(-_-;)。

 ただ、実際に弾いていると「倍音豊かなギター」は確かにアルペジオや短音を弾くと気持ちいいんですけど、コードストロークで弾くと、音がばらけた感じがして、少し鳴らない(言い方が良くないですね、倍音が少ないギターのことです。クラシックギターだと、鳴らないになっちゃうのでついつい)ぐらいのギターの方が、綺麗な一体感があるので、気持ち良かったりするのも事実です。

 そこでふと思うんですけど、クラシックギターで1/16のリズムでコードストロークをすると、あんまり楽しくないんですけど、フラメンコ系のギターですると結構気持ち良かったりするんですね。でもフラメンコギターでバロックの曲(音数の少なめの曲)を弾くと、倍音が足りなくてあんまり楽しくないんです。それぞれが、「クラシック」「フラメンコ」といったジャンルに特化したギターなんですから、まあ当然ですよね。

 そう考えると、鉄弦の生ギター全てを「アコースティックギター」という範疇でくくって、鳴る鳴らないと論争しているのは、「クラシックギター」と「フラメンコギター」をあわせて、「ナイロン弦ギター」と称して、バロックの曲をフラメンコギターで弾いて「このギターは鳴らない」と言ってるぐらい、意味のないことなのかなとも思ったりもします。

最近はアコースティックギターもフィンガーピッカー用みたいな売りで出しているギターもあるので、将来的には分化していくのかなとか思ったりもしますが、それはまあ置いておきましょう。

 前回のタカミネでも、ovation adamsでもいいんですけど、それらのエレアコ(acousticを新グローバル英和辞典で引くと「電気アンプを使っていない」と訳されるので、エレアコっていう言葉自体が何なの?って思わなくもないですが)の生音を議論することは、エレキギターの生音に深みがないというぐらいナンセンスな話だと思うんですけど、アコースティックギターの鳴る鳴らないの議論って、それに近いケースも案外ある気がします。

 まあ、鳴らないと言っても限度があって、本当に××なギターは、音が耳に痛くって、単音もコードストロークもすぐにしたくなくなりますけど。それらは楽器じゃなくて、おもちゃなので、楽器屋に置くな!!と言いたくなりますけど。

 相変わらず締めもなければ、筋もない話なので、ここまでで止めちゃいますけど、アコースティックギターの曖昧な定義が、鳴る鳴らないの話までややこしくしていて、青少年に与える悪い影響もきっとあるよなあという話でした。

 延々と話は続きます(筋の無さは、酔っ払いの話並みのまま)・・・。
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