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2010.07.05 (Mon)

梅雨・・・。

 今年の梅雨は、例年以上に高温多湿のようです。シリアルN0.004もハイドグルーを使い、夏場にも作業したのですが、特にトラブルもなく完成しました。

 っで、今年は・・・この高温多湿で、シリアルNo.007のバインディングが外れてくるという事態が発生。作業場とはいえ所詮倉庫、屋根がスレートで天井を張っていないのであまりいい環境ではないのは確かです。

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 表板はチェックしたところ、バインディングの外れだけだったので、再接着。バインディングは整形済みで紐では力がかからなさそうだったので、バインディング接着用のテープで固定。

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 裏板は、一部板自体が外れていたので、チェックも兼ねていったん裏板を完全に外すことにしました。お湯をしみこませ、薄く削った金属ヘラで少しずつバインディングを外していきます。

 ここであわてて進めると、接着面を傷つけたり、バインディングを折ったりしますので、無理せず、かなりゆっくり外していきます。

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 バインディングが外れれば、同じ方法で裏板を外していきます。裏板を外したら変形して元に戻らない・・・ってことになると怖いので、モールドに入れてから外す作業に。

 裏板を外してチェックしたところ、力木の外れは無いようですので、再び箱に組みます。ここでタイトボンドに変えてもよかったんですけど、他でハイドグルーを使ってるので、ここだけ変えても・・・と思いハイドグルーで再接着。

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 モールドから出しても変形は無いようですので(厳密にいうと100%という訳ではないでしょうけど)、スプールクランプを使い裏板を再接着。

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 裏板が貼れれば、バインディングの溝を綺麗に掃除して、バインディングを接着。こちらもテープで固定していきます。

 一度バインディングを外すと長さが短くなってしまうことが多いので、本当は再度切り出す方がいいと思いますが、そのまま使いました。予想通り少し短くなったので、埋め木をして補修しました(明らかに分かる)。

 ギターは早速、倉庫から居宅に移しましたが、作業環境があまりよろしくないので、梅雨明けまで作業は休止した方がいいのかもしれません・・・。


 夏は屋外ライブでアコースティックギターを演奏する機会もあるかと思いますが、この梅雨時期、膠やハイドグルーのような熱+水分で外れる接着剤を使っているギターには決していいことではないと思います(スレート張りの倉庫は環境が悪過ぎるので、一概に言えないとは思いますが)。

 ラッカー塗装も熱には弱いので、梅雨時期に屋外で演奏される場合は、タイトボンド+ウレタン塗装のギターがいいように思います(膠、ラッカーよりも熱に強いので)。
EDIT  |  11:25  |  No.007 PARLOR GUITAR  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑

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