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2010.07.08 (Thu)

JOSE RAMIREZ その2

 まずは、殆ど音を加工してないであろうラミレスの動画を。




Ramirez 1a 1973


 いちおうギターを作ってる人間っぽいことを書くと、RAMIREZは斜めに1本力木が入っていて(ラミレスバーって言うのかな)、それを入れるとどう作ってもRAMIREZの音になってしまうらしいです(私の経験では無くて、とある製作家の方のお言葉です)。どんな力木なのかは、適切な画像が無かったので、興味のある方は、ご自身で検索して下さいm(__)m。

 あとは、サイドの内側にシープレスを貼ってあることとか。somogyiなんかの考え方はこの延長にあるのかな?サイド合板のギターって、YAMAHAのFGとかタカミネとかでもあった記憶があります。

 それと、トップにシダーを使ったこと。相対的にシダーはスプルースより鳴らしやすいと言われています(これも私が言ったんじゃなくて、とある製作家のお言葉)。RAMIREZ工房が、多くのギターを作りながらもブランド(品質)を維持できたのは、腕のいい職人を多く抱えていたこととともに、このあたりにも一因はあるのかもしれません(書きながら思いついただけで、根拠は全くなし)。

 っで、RAMIREZ 4世らしき動画(面識ないので違ってたらごめんなさい)。




JOSE RAMIREZ IV


 ロゼッタの入れ方とか、側板を組む前にライニングを貼ってるところとかは、私が見慣れてる製作風景とはちょっと違う感じ。結果的にいいものができれば製作方法なんて、どんなやり方でもいいんですけどね。
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*Comment

■確かに元気な時のラミレスⅣです。

ラミレスのコピーModelは世界中で作られています。
それはラミレスの力木を真似るとラミレスらしい音がするからにほかなりません。
まあそれだけラミレスⅢの設計した力木の配置はよく出来ているということです。

杉を表板に初めて使用したのもラミレスⅢです。
これは上手く弾き込まれた松の細胞に杉が非常によく似ていた為とアメリアさん(ラミレスⅢの娘さん)からお伺いしました。

それだけに杉は製作家の技量が問われると思います。

私はラミレスⅢは偉大な製作家だと評価しています。

因みにラミレスの製作サイン
AC・・・Alfonso Contreras Vlbuena
AM・・・Antonio Martinez Ortega
AS・・・Arturo Sanzano Moreno
CB・・・Carlos Blanco Pena
CLL・・Carmelo Llerena Martinez
EB・・・Enrique Borreguero Marcos
FM・・・Felix Manzanero Cabrera 1965年まで
  ・・・Fernando Morcuende de Cruz 1968年以降

GP・・・Teodoro (Goya) Perez Mariblanca
IM・・・Ignacio Manzano Rozas
JF・・・Jose Flores Duro
JG・・・Juan Garcia Rey
JL・・・Jose Lopez Cubillo
JLA・・Jose Luis Alvarez Mariblanca
JM・・・Julian Moraga Rodriguez
JRG・・Jose Romero Garrido
MAG・・Juan Miguel Guardiola Moreno ラベルNo11
   ・・Manuel Alonso imenez ラベルNo18(市場には出てないのでは?)
MC・・・Manuel Caceres Pizarro
MG・・・Manuel Gonzalez Contreras
MM・・・Miguel Malo Martinez
MT・・・Mariano Tezanos Martin
MTC・・Mariano Tezanos Castro
O・・・・Jose RamirezⅣ
PB・・・Paulino Bernabe Almendariz
PC・・・Pedro Contreras Valbuena
・・・Cayetano Alvarez Luna 彼は自分のイニシャルを使わずペドロ・コントレラスのラベルを使用

PJ・・・Pedro Jimenez Posadas

ボレゲーリョなんか期待の星だったのに・・・・
酒と女に溺れて・・・・
でもこうやって改めてみると名工が多いですね(^0^)
輝 |  2010.07.08(木) 22:15 |  URL |  【コメント編集】

■おはようございます

製作者のラミレス・ジレンマとでもいうべきでしょうか?

ラミレスの斜めのバーを入れるとギターは鳴る。
でも、どう作ってもラミレスの音がする。

同じ音ならみんなラミレスを買うし、私のアイデンティティが・・・。
ラミレスは秀逸な設計すぎて、人を悩ませる、みたいな。

ここからは想像ですけど、弟子たちも、ラミレス工房辞めて独立
した時に脱ラミレスでかなり苦労したんじゃないでしょうか!?

それと、表板の杉も好き嫌いの分かれる素材みたいですね。

私は材料にそれ程こだわりはないのであれなんですけど(鳴れば
何でもいい派。裏板もローズでもメイプルでもOK)、「松じゃない
と」とこだわる人をたまに見かけます。

松は鳴りだすのに時間がかかるけど、杉は作ってすぐに鳴りだす
とよく言われますけど、輝さんのお話を聞くと、納得って感じです。

また、規模の大きい工房で名工と呼ばれる人を多く排出するところ
は案外少ないように思います。
国外、国内を問わず、名工として評価されながら後継者を育てられ
ない製作家も多いように思いますし。

その点、ラミレス工房はその辺りのシステムがちゃんとできているん
でしょうね、きっと。
その辺りがしっかりしているから、才能ある人が集まってきて、しっ
かり品質が維持できているのかもしれません。



matsu |  2010.07.09(金) 10:00 |  URL |  【コメント編集】

■650mmの1a

通りすがりの者です。
弾きやすいスケール650mmの1aは4世が作っていましたね。
名を馳せた3世に替わって、4世の勝負特徴という感じ。
これを52ミリほどの弾きやすいナット幅に交換して、
クセがあり不正確なフステーロ糸巻きから高精度のモノに交換すると、
バッチリ、本気で使える現代ギターに変身です。

ラミレス工房は1万台以上の板の在庫を保持しているらしく
とにかく木の質は圧倒的ですね。
甘い音色も出るし、コンクール御用達の機動力もパワーもある、
こういう全両立的な楽器はとても高価なものですが、
ラミレスなら100万以下で手にはいるのが驚異です。

ところで、4世は2000年に亡くなってしまいました。
以後、4世の妹が仕切っているようですが
やたらと量産して、せっかくの板の在庫を浪費している模様。
品質は悪くはないのですが、本当のラミレスは4世までかもしれません。

ちなみに、70~80年代のギターブーム、しかも3世のカリスマで大型化した工房が
1991年に弟子たちと決別し、4人の制作家の原点に戻っています。

この、4世らしく小さな工房になった1991から、4世が亡くなるまで、
つまり1990年代の1aこそが、650mラミレスの黄金期のように思います。

ラミレスは全体的な数は多く、やたらと出回っている印象ですが、
たしかに90年代の1aは中古でもあまり見かけることがありません・・・
通りすがりの者です |  2010.07.27(火) 12:29 |  URL |  【コメント編集】

ちなみに「松は鳴りだすのに時間がかかる」というのは昔の話かも。

というのは、昔はよいスプルース材があったので、厚めにとって
鳴りだすのに時間のかかる作り方ができたのですが、
(1950年代のハウザーのような)
今はもう、そういう極上スプルースはめったに手に入らないらしく、
だったら最初から薄くして、鳴るようにするしかない、
という状況とのこと。
そういう現代ギターは、スプルーストップでも最初からよく鳴りますね。

実際は、表面板のヘリのところを薄くして、
スピーカーのエッジのようなメカニズムにするのが
最近のスプルーストップの鳴らし方らしいですが・・・
通りすがりの者です |  2010.07.27(火) 12:44 |  URL |  【コメント編集】

■こんにちは。

貴重な情報ありがとうございます。

ラミレスに限らず、近年ものの評価が低いギターって案外多い
ですね。具体的に書くといろいろ問題もあると思うので伏せますが。

また、かつて松と言えば、ジャーマンスプルースだったと思います
が、もはや市場にいい出物は殆どなく、製作家がストックしている
材を伝手で分けてもらうぐらいしかないのかもしれません。

個人的な印象ですが、インドローズにしても、質の低下はかなりひ
どく、以前なら量産品の駒や指板などの部品に加工されていたで
あろうレベルの材が、横板や裏板に使われることも増えたように思
います。

テレビ番組で、ウォーターロードの増田さんが「いい材料が手に入
るのはこの先2、3年」と言っていたように記憶しているのですが、
「大袈裟な」と笑い飛ばせないのが現実かもしれません。

私自身、サイド・バックの材は、一生分(多分)確保したつもり・・・
それでもいいものがあれば見境なく買ってしまいますが・・・なので、
余り心配していませんが、表板は5、6本分しか在庫がなく、もう少
し買いだめしておかないとと思っている今日この頃です。
matsu |  2010.07.27(火) 16:35 |  URL |  【コメント編集】

ラミレスと関係ありませんが、通りすがりついでに。(笑)

スプルースも、鉄弦の張りがあれば
まだまだ使える材はありそうな状況かもしれませんね。
ナイロンのしなやかさに応えるほどのものは稀少でも。

ジェームス・オルソンとか、本当にいいかんじでした。
スプルース独特の真綿のようにフワッとした弾き心地。
イメージ的に「オヤジギター」なのが残念なほど
ソフトな快感に浸ってしまったことがあります。

自分は、ずっとラミレス系の楽器を学生のころから使ってきたからか、
鉄弦ギターもシダートップが好きです。
しばらくシダーのケビンライアンを所有していましたが、
つややかな音がマッハで飛び出すスピーディさは素晴らしかったです。
ナイロン弦だと気になるシダー独特の「野暮ったさ」も
音色に現れることはほとんどないし。

ちなみにオペーションだと、エクストラライト弦でも爪がガタガタになりましたが
ライアンくらいになると、弦の振動が緻密で繊細だからか、
生爪で弾いても傷むことはほとんどなかったです。
・・・だだ、ライアンのポテンシャルを活かすには
やはり生爪よりも、硬質な素材でピッキングした方が
ギターらしさが出る感じでしたが。

シダートップの鉄弦ギター、もっとあっていいんじゃないかなと思います。
でも、色が地味だから人気ないのでしょうか・・・
通りすがりの者です |  2010.07.29(木) 22:15 |  URL |  【コメント編集】

■私見ですが。

クラシックギターに比べて、アコースティックギターでは確かに杉のギター
は少ないですね。

最初に思い浮かぶのはローデン(今はもうないですが)、最近ではフォルヒ、
あとはK.YAIRIにシダーとスプルースを選べるモデルがあったことぐ
らいでしょうか(他にもあると思いますがあくまでも私の記憶の範囲です)。

製作をしていて思うのは、シダーは相対的に(個体差があるので絶対的では
ありません)に木目と垂直方向に対する曲げに弱いというか、しなりがなく、
パンと折れてしまいやすいように感じます。

ギターの表板は、木目と垂直に張力がかかりますので、張りの強い鉄弦、特
に製品の強度が要求されるメーカーでは少し厳しいのかなと思ったりもしま
す(完全な私見なので、根拠は一切ありません)。

THGFでお隣のブースだった輝カンパニーさんは、シダートップ、スプル
ーストップ両方作られるということでしたが、スプルースは透かし彫りを施
していますが、シダーは透かし彫りをすると、表板がもたないのでシェルイ
ンレイになるとおっしゃってましたので、音云々よりも強度に課題があると
いうのが製作側の認識なのかもしれません。

色に関しては、ビンテージっぽい仕上げにするために茶色系に着色したアコ
ースティックギターもありますので、主流の色ではありませんが、全くニー
ズが無い訳でもないと思います。
matsu |  2010.07.30(金) 09:58 |  URL |  【コメント編集】

先ほど調べていて知ったのですが
1990年代の650mmラミレスは「86年モデル」として区別され
「Ramirez 1a - C86」の名が付いていたようです。
日本のショップでは「C86」という名について説明はみかけませんが・・・

少し前の美人ギタリストして人気だったリオナ・ボイドが
この「C86」ラミレスを愛用して有名だったそうです。

たしかにラミレスらしいダイナミックな響きと、
新時代の高速な弾きやすさの両立は、
スタンプ時代のロングスケールラミレスとは別物という感じがします。

Liona Boydで検索するといろいろ映像が出できますが、
たとえばこんな感じ・・・ 

http://www.youtube.com/watch?v=e2PUhbN99Jc&feature=related

通りすがりの者です |  2010.07.30(金) 15:40 |  URL |  【コメント編集】

■いい動画ですね。

650mmスケールでもしっかりラミレスの音ですね。他の楽器と合奏して埋も
れず自分の音を主張しているのは、さすがラミレスって感じです。

ラミレスの650mmは、きっとタマ数自体が少ないんでしょうね・・・私自身、
現物を見たことがないですし。

また、スケールに関しては、650mmでも日本人には長すぎるという方もいま
すね。

私の場合、比較的手が大きいのですけど、それでも650mmでは、6弦3フレ
ットを人差し指で押さえてベース音を鳴らしながら、1弦7フレットを押さ
えてメロを鳴らす・・・そのあたりが指が届く限界です。

それ以上音が離れると完全にお手上げなので、そう考えると640mmあたり
の方が、日本人には適している(個人差はありますが)のかもしれません。
matsu |  2010.07.30(金) 17:50 |  URL |  【コメント編集】

■ホセ・ラミレス C86 について

初めまして、突然の書き込み失礼します。

ギター初心者ですが、1992年の11月にホセ・ラミレスのマドリッド本店を訪問した際に購入したギターに、CR86-CR と記載されていますが、CR というのは何を意味するのか、お教え頂けませんでしょうか?

長い間使わずにしまっていたのですが、今年初めに取り出して、ギター教室に通い始めました。

購入時に、内側に共鳴板が入ったモデル、と聞いた記憶があるのですが、ギター教室の先生の評価もイマイチで、正直な所、不良品をつかまされたのかな、と落ち込んでいる次第です。
特に、CLASE の部分が読み辛いのですが、 1a と言うよりも 1e の
様にも思えますが、もし e であれば、e 級品 と言うことでしょうか?

現在、弦は6弦ともアキラのアルケミアをはっていますが、特に1弦が細すぎる感じで、全体の響きもハナバッハをはっていた時の方が良いような感じです。 ホセラミレス・ブランドの弦を試した方が良いのかな、とも思っていますが、この点もアドバイス頂ければ幸甚です。



fujiwara |  2010.10.03(日) 19:51 |  URL |  【コメント編集】

■こんにちは

fujiwara 様

ご質問ありがとうございます。

少し調べてみたのですが、不確実なことをお伝えするのも却って不親切になるかと思いますので、ラミレスの本店にFAX(メールアドレスは発見できませんでした)で確認されるか(http://www.guitarrasramirez.com/)輸入代理店の荒井貿易(http://www.ariaguitars.com/jp/)に確認されるのが確実かと思います。

なお、1aという型番も1eという型番もあり(1eはサイドバックがマホガニーです)、お話だけでは判断しかねますが、共鳴板はサウンドホールから確認できると思いますが、(http://www.guitarrasramirez.com/english/guitarrasDeProfesionalEn.html の一番下に共鳴板の写真がありますので参考に)、共鳴板があるなら、廉価版モデルの1eには共鳴板入りのモデルは無いように思いますが・・・これも自信が無いので、上記にご確認下さい。

弦については、私自身ラミレスを弾いたことはありますが、所有したことはありませんので、そちらもお答えいたしかねます。

余り参考にならず申し訳ありません。
matsu |  2010.10.03(日) 21:55 |  URL |  【コメント編集】

matsu 様

早速ご回答頂き有難うございました。

共鳴板について改めてチェックしましたが、matsu様にご紹介頂いたものとは全く異なります。

私のギターに付いている共鳴板は、ボディーの表板と裏板の中間くらいの位置に表裏板と平行に取り付けられています。 板の形は、オメガ型をしており、側板に沿って取り付けられていますが、真上からは見えないようになっています。 板の厚さは 1~2mm程度。 ギター教室の先生は”初めて見た”と仰っていましたので、ひょっとすると試作品みたいなものかもしれませんね。

購入したのは、1992年11月で、”1882 MADRID 1992”と記載されていますので、1992年製のものに間違いないようです。

私が訪れた時は、間口の小さな店で、廉価品は1階に並べていましたが、
高級モデルは2階にあるという事で2階に案内され、そこで選びました。

問題は、”試奏”を促されたものの、試奏には程遠い演奏レベルだったものですから、試奏を辞退して、美しさと弦長だけを判断基準にして選択したところにあります。 (馬鹿みたいですが、本当の話です。---その昔、学生時代に、買いたくても買えなかったホセ・ラミネスを我が物にしたいとの一念だけでした。)

ところで、その節 同店で価格表のようなものを貰いましたが、その表に下に
以下のような記載があります。(スペイン語ですので私には、判りませんが。
大文字、小文字は原文のとおりです。)

ESTAS LISTAS PUEDEN SUFRIR MODIFICACIONES SIN PREVIO AVISO, QUEDANDO EN ESTE CASO ANULADAS.

TODOS LOS MODELOS ANTERIORMENTE RELACIONADOS INCLUYEN ESTUCHE EN EL PRECIO

E1 modelo C86 es siempre con tiro de 650 mm. en todas sus variantes.

改めて、厚く御礼申し上げます。
fujiwara |  2010.10.04(月) 17:06 |  URL |  【コメント編集】

■正しいモデル名はC86/CR です。

私のギターのモデルは、CR86 では無く、C86-CR です。

念のため訂正させて頂きます。
fujiwara |  2010.10.04(月) 17:17 |  URL |  【コメント編集】

■久しぶりに覗かせてもらったら、こんなはなしが・・・(笑)

fujiwaraさん

ラベルの下半分に手書きのサインと
「86」という丸い赤いシールが貼ってありますか?

Naoki |  2010.10.05(火) 05:30 |  URL |  【コメント編集】

■スペイン語訳

ちなみに上記のスペイン語は

・価格表は予告なく変更することがあります。
・すべてケース付きの価格です。
・E1のC86は650mmのみで、このシリーズはすべてそうです。

ということみたい。
ネットにスペイン語の自動翻訳があるので
このくらいでしたら誰でも。(笑)
http://www.excite.co.jp/world/spanish/
Naoki |  2010.10.05(火) 06:30 |  URL |  【コメント編集】

もし1Eでしたら、それはEラインのentry level(入門用)ギターで
不良品なのではなく、
そもそも初心者用のギターだった、ということではないでしょうか。
試奏を薦められて「弾けませんが欲しいんです」と応えられたら
そういうギターをオススメするのは、売り手として自然なことかと・・・

自分も30万くらいの3Eを少し使っていましたが
あれでラミレスを名乗るのは、とてもとても。
音のデカイ、ただの工業製品にすぎないと感じました。
ヤマハや松岡と同類です。
それぞれ悪くないけど、憧れるほどのギターではありません。

憧れるべき本物の1aは、しなやかで歌いやすく
実勢価格500万を超えるブーシェやフレタの一級品と比べても
全く遜色のない素晴らしいギターと思います。
(ラミレスは数が多いので100万以下でもいいものが手に入りますが)

うちで使っている「1992年1a C86」の自宅録音がこんな感じっス。
お恥ずかしいけど、アマチュアの自宅録音でこれくらい、と、参考までに。
http://www.loopyhill.com/hayashi_naoki/g_TarregaPre10.html

ちなみにラミレス弦は、なかなかクセがありますよ。
まいてもまいても伸びる感じで、
その「しなやかさ」のせいか、つやっぽい音は頭抜けてピカイチ。
しかし音程が安定せず、微妙な誤差は左手の押さえで演奏しながら調整していく
くらいのスーパーテクがないと使いこなせないと思います。

ラミレスギターは、基本的に、ぬけのいいプロアルテか、
セゴビア同様にオーガスチンがベストかと。
ぬけの悪いハナバッハは、粘りのあるスプルース・ラミレス以外、相性よくないはず。
シルバー200はありかもしれないけど、普通のはダメダメです。
ハナバッハ本来の丹精で高貴な感じはラミレスでは出ず、
一方、ラミレスの自然な歌いっぷりは地味なハナバッハでは出しようない。
互いに長所を消し合う最悪コンビと思います。
やっばりハナバッハは透明感あるハウザー系に張ってこそでしょう。
Naoki |  2010.10.05(火) 07:33 |  URL |  【コメント編集】

■fujiwara様&Naoki様

すいません、泊付きの出張に言いっており、blog見れずに返信が遅れました。

ラミレスに詳しいNaokiさんが、回答してくれれたようで、感謝感謝です。

私自身は、弦はプロアルデしか張らないので(値段&入手しやすさ)、弦の種類とかは、ご返答できないというのが実際のところです。

二人でお話していただいた方が、有意義なお話ができると思いまので、blogのコメント欄、自由に使って下さい(笑)

matsu |  2010.10.05(火) 09:34 |  URL |  【コメント編集】

Naoki様、matsu様

詳しくご説明いただき有難うございました。

お蔭様で、弦についての迷いが吹っ切れました。
当面(自分で音がよくわかる様になるまで)、プロアルテのノーマル
テンションを使うことにします。

Naoki様: ラベルの下半分にサインと 86 の赤いシールが
        貼られています。 実は、この赤いシールが不良品の
        証なのかなと今でも気になっているのですが----。
fujiwara |  2010.10.05(火) 17:40 |  URL |  【コメント編集】

■こんにちは

fujiwara 様

余り参考にならない話しかできず恐縮です。

これに懲りずに、またblogに遊びに来て下さい。

Naoki 様

今回はNaokiさんに助けられっぱなしでした。

感謝、感謝です。
matsu |  2010.10.05(火) 17:49 |  URL |  【コメント編集】

Naoki 様

お上手ですねー。

Naoki 様の タレガのプレリュード10番を何度も何度も聞かせて頂きましたが、腕の差が月とすっぽんですので、正直な所 良くわかりません。

ただ、何となく私のギターの音と似ている様には思います。

同じギター教室に来ておられる方が、河野賢や桜井のギターを使っておられますが、彼らのギターは弾き易いだけでなく、特に高音部の音質が私のギターとは違うように日々感じています。
fujiwara |  2010.10.05(火) 18:34 |  URL |  【コメント編集】

ラベルにサインペンで手書きのサインがあれば、
入門シリーズではなく、ちゃんとした1aのはずですが、
スペイン語の価格表には「E1」と書いてあるのですよね・・・

もしかしたら、入門シリーズを設計するためにハンドメイドされた
試作品のようなものかもしれませんね。
普通は流通しないものでも、本店ならではの一品、みたいな。
1aのつもりで作ったけど、途中から1eにしちゃった、とか。
そういう可能性もなきにしもあらず・・・

matsuさんもそうですが、制作家はいろいろ試作をしてみるもの。
新しい力木を使ってみたり、塗装の調合を変えてみたり。
本人のところを訪問すると普通には売られていない
試作ギターがいろいろあるらしくて、
ネットで自ら直販しているのをよく見かけます。

1992年といえば、3世時代に大型化した工房を
4人のみの小さな製作所に前年1991年に変更しているわけで、
このころは4世がいろいろ新しい方向性を
打ち出していた時代にもなるわけです。
タイミング的に可能性はあるかと。

いずれにしても、一般に売られている1aとE1では、
高級サルーンと大衆カローラくらいの明確な違いがあるはずで
わかっている人が弾けば間違えようがないと思います。
Naoki |  2010.10.05(火) 19:20 |  URL |  【コメント編集】

「86」という丸い赤いシールの説明は、ラミレスサイトにあります。
http://www.guitarrasramirez.com/english/etiquetas3En.html

この「C86」というのは、ラミレス4世が偉大な先代3世の仕事と区別して、
オリジナリティを発揮するために打ち出した新機軸のひとつで
86年に試作して講評だった(セゴビアに提げて認められた?)ギターを
ベースにしている、という意味みたいです。

その主な特徴は、
●ラミレス伝統の弦長664ミリから、弾きやすい650ミリへの変更
●ウルフトーンのないギターであること

短い標準スケールに変更しても、ラミレスらしい大胆でつやっぽい音色が出せるよう
いろいろ工夫がなされているようです。

ウルフに関しては、普通はAフラットあたりにあるデッドな響きが
このギターには全くないです、のっぺらぼうみたいな不思議さ。
ただ、おそらくは高音部と低音部をわけて、あいだでくっつけるようなコンセプトなので
ウルフはないけど、三弦が何かと不安定と感じます。
いきなりガツンと大きな音が出てしまったり。
(録音して音の波形を見るとよくわかります)
これは宿命ですね。
比較的目立たない三弦にしわ寄せを持ってくるというのは賢いと思うし
「これはそういうギターなのだ」とわかっていれば、
演奏でフォローしていけばいいだけなので問題ないです。

ラミレスらしいつやっぽい歌わせ方ができて、
コンクール御用達の機動力もあり、
しかも弾きやすい標準スケール。
よくうわさされる60~70年代のマーク付きラミレス(664ミリ)より
リオナ・ボイドの活躍を支えたこの赤シールの方が
実用的で優れたラミレスギターだと自分は思ってます。

「-CR」はmatsuさんご指摘の通り、カマラタイプのことでしょう。
側板の内側に沿って取り付けられた共振板ですね。
うちのはないし、自分はカマラはまだ弾いたことがありません。
一般的にも、カマラは「カマラの音」ということで
ありなしで実勢価格が異なることはないようです。
ネットで紹介されるときも、ローズウッドかハカランダかは
価格に反映される情報ですが、カマラかどうかは普通コメントないですよね。

ちなみにラミレス1aのローズは第一級の品質、
フレドリッシュやフレタが使っているローズと同等クラスのもので
あえてハカランダと価格差を付ける理由は、音的にほとんど感じられません。

ただし
「マーク付きラミレス」や「ハカランダのラミレス」を高く評価しないのは、
これは私見ですので、あしからず~。(笑)
Naoki |  2010.10.05(火) 19:21 |  URL |  【コメント編集】

fujiwaraさん

高音が違うとのことですが、もしかしたらカマラタイプは構造が複雑なぶん
よく弾きこまないと音が出始めないのかもしれません。

あと、表面板の質も。
白いスプルースのギターは、だいたい美音ですね。
北欧の高貴なお姫様みたいな。
その持って生まれた透明感だけはシダートップのラミレスでは勝てません。
でもスペインのラミレス嬢は、美白でなくても、自由かったつで、
歌いやすく、音の大小もつけやすい。
ややハスキーボイスでも、つやっぽい歌は魅力的だし、
録音するとその違いはほとんど気がつかないレベルになると思います。

自分はラミレスの前数年、英国製のアンブリッジを使っていたのですが
本当に本当に透明感のあるきれいな音でした。
でも、端正な英国お嬢様は、こちらのわがままを聞いてくれず、
しまいに指の関節が痛くなってきて、断念しました。
ラミレスにしてから指は好調です。
「悩んだけど、再婚してよかった」という感じっス。
結構雑音が出たり、いい加減な性格だったりはしますけども。(笑)

ラミレスはネックが太くて弾きにくい、という感想もよくありますが、
ただ「指で挟み込む」だけでなく、親指の関節を入れ込んで
テコのようにして押さえるコツをつかむと、問題なしです。
バイオリンの左手みたいな感覚で。

むしろ太くて質量のあるネックになれてしまうと
ネックの細いギターは「動き」に対して不安定でイヤです。
たとえばコユンババの高速ポジション移動など、
ネックの太いラミレスの方が優位と思います。

この映像の1:40~のあたりのスーパーテクみたいな。
http://www.youtube.com/watch?v=BElCtsfpkA8

ここがなければ、コユンハバは見た目ほど難曲ではないのですが・・・

鉄弦と関係ない話題ですみません、matsuさん。
Naoki |  2010.10.05(火) 19:42 |  URL |  【コメント編集】

■お気になさらず

勝手に楽しくコメント読んでます。

お気になさらず続けて下さい(^o^)
matsu |  2010.10.05(火) 20:18 |  URL |  【コメント編集】

追伸ですが、
もししばらく弾いていなくて実力が出きっていないということであれば
糸巻きをチェックしてみてはどうでしょう。
オリジナルのフステーロは、彫りはきれいだけど、不正確で、ちょっと。
ネジのゆるみなども、音の濁りの原因になります。
(ただし、糸巻きのネジは、かならずしもきつくしめればいいわけではないので
 調整はプロに依頼した方がいいかと。
 フステーロだと年一回くらいは調整要かも)

自分は、実は1aの前に使っていたのが二台ともロジャースをつけていたもので
(糸巻きだけで10万円以上するんですよ!)
フステーロごときでは全く満足できず、
「これじゃあ音楽演奏できないよ!」と我慢しかねて
速攻、交換してしまいました。
お金ないので、とりあえずゴトウのスーパーマシーン(実売3万)ですが。

あと、オリジナルラミレスは弦巾が広くて(ナット部分で45ミリ)
左手にかなり負担ありました。
42.5ミリでナットを自作してみたら、普通に弾きやすいギターに変身しました。
特に手が大きい人でなければ、ナット交換もオススメです。
Naoki |  2010.10.05(火) 20:33 |  URL |  【コメント編集】

■感謝感謝です!

これほどまでにラミレスのギターに付いてご教授頂くとは、
感謝感激です。

どうやら、まがい物をつかまされたのではなさそうに思います。

ご紹介頂きましたラミレスサイトのコピーを横において、ギターをツラツラ
眺め回してみました。

その結果、ラベルの様式は、No.12 と同じですが、
ラベルの上半分の周りが薄いブルーで縁取られていますので、
No.9 と同じかと思います。 (ラベルに使用されている色は
赤い86のシールと、縁取りの薄いブルー以外は、薄茶けた生地
に黒のインクだけで、赤や金色は一切使われていません。)

ただ、No9 は ラミレス3世時代のものですので???です。

また、CLASE に記載されている文字を再度ツラツラ見ましたが、
1 の数字の右肩上に小さく手書きされていますので、正直な所
読み取れません。 ただ、虫眼鏡で見た所、 ギリシャ文字の
イプシロン(E)の小文字に似ていますが、この小文字の下半分の
左側は完全に切れていますので、e でもなさそうです。

また、店で頂いた価格表は、私が買い求めたギターとは直接関係ありません。 偶々店においてあったものを記念に持ち帰ったものです。

いずれにしましても、詳しい情報を頂き本当に有難うございました。

胸に詰まっていた、不安感・不快感が払拭された思いです。
fujiwara |  2010.10.05(火) 21:03 |  URL |  【コメント編集】

■思い当たる節があります

実は、ラミレスのギターを購入の後、殆ど触っていませんでした。(単身赴任が長かった事もあり。)

この為、ギター教室に通いだした時、先生から、”これ、まだ木材 と言う感じですね”と言われましたが、ようやく最近になって 響きだして来ましたね、と言われるようになりました。

他にも、参考になるアドバイスを本当に有難うございました。

アドバイスの一つ一つに、”うん、そうなんですよ。”とうなづいています。

本当に参考になります。
有難うございました。
fujiwara |  2010.10.05(火) 21:46 |  URL |  【コメント編集】

感謝感激、というか、fujiwaraさんも1992年なら
うちのとほとんど同じかも、です。

たしかによく見ると
ラベル上半分の周囲は薄いブルー囲まれてますね。
色あせ気味で気づかなかった・・・(笑)

サインの左上のNoはどうですか?
うちのは「IO-013」と書いてあるみたいです。

クラスの1aの「a」の字は、小さな丸に、右側に線、
という、明らかに「a」ですね。

もしも同じなら、弾きこめばかなり鳴ってくるはずですよ。
弦長が長くないので、豪快に、という感じではないですが
弾いた感覚が「壊れかけの革靴」のようにナチュラル。
そのくらいになってきたら、
弦をアクイーラのアルケミアに戻してみるのも面白いかも。
実売4千円近いガットもどきは、贅沢すぎて自分には無理ですが。(笑)

鑑定団の人ではありませんが、
1992年のラミレス1aは、自立したばかりの四世の勝負作。

録音技術の進化を受けて、
ロングスケールのライブでのダイナミズムより
トータルでの弾きやすさを優先した設計も
今になってみるとあつかいやすくて◎。

しかし四世は2000年に亡くなってしまいます。
その後はギター制作家ではない女性の身内がビジネスしちゃって
ただの1aでよかっものを、センテナリオとか、エリートとか
やたらと高値をつけて売り始めてしまった・・・
そのくせ「ラミレス本人の製作」ではないわけで・・・

実用的な650ミリで、ラミレス本人が作ったとなると
90年代の1aだけではないでしょうか。

ラミレスの中でも、そこにあてはまる1aは
実勢価格以上に大きな価値があると思います。

どうか大切になさってください~。(笑)
Naoki |  2010.10.05(火) 23:18 |  URL |  【コメント編集】

もひとつ、裏技をひとつ。

高音部のハリが物足りない・・・と感じ
自分がやっているのは
1、2弦だけプロアルテハードに、です。

全部ハードにして手がもつならいいけど、
やっばり疲れちゃう。

低音や3弦はボリュームあって、そのへんは
プロアルテノーマルで不満ないとしたら
1、2弦だけ強くするのはどうよ、と。

すると上のタレガ録音のように、
メロディがグイグイ立ち上がってくれちゃったり。

裏技ですよ、ウラワザ!(笑)
Naoki |  2010.10.05(火) 23:31 |  URL |  【コメント編集】

■当面裏技は控えておきます

更に詳しい情報を、有難うございました。

私のギターのラベル左上の記載は、
No.HS-880 のようです。 ”HS” は、これも手書きですので、
45 と読めなくもありませんが、多分 HS だと思います。

ところで、将来 アクイーラのアルケミアも使えるかもしれないとお聞きして
喜んでいます。 実は、昨日、アメリカの業者に注文していたアクイーラの
弦が届いたばかりでした。 
内容は、アルケミア 3-セットと Gut&Silk 1セットです。送料込みで
合計 US$78.90 ですから、日本で買う事を思えば、他の弦とそれほど
変わりませんが、”要らないものを買ってしまった!”と後悔していました。

兎に角、当面は プロアルテのノーマルで腕とギターを磨くことにしたいと
思います。 有難うございました。
fujiwara |  2010.10.06(水) 01:20 |  URL |  【コメント編集】

■ご参考までに

アクイーラの弦は、下記の業者から輸入しました。
送料は、計4セットでUS$10 でした。

http://elderly.com/accessories/items/AALCN.htm
fujiwara |  2010.10.06(水) 01:47 |  URL |  【コメント編集】

イヤ、あの・・・これも持論なんですけど、
弦には「鮮度」というものがあると思います。

音程が正確といわれるプロアルテでも
昔買い置きしたものを張ると、ガタガタでした。

どのくらいが「賞味期限」かということはよくわかりませんが
だいたい三年たったら、もうダメと思っていいかと。

音が死ぬとか、響かなくなるということはないのですが
製造時の微かな誤差が強調されて、太さにムラができ、
音程が合わなくなってしまう感じです。

特に倍音にクセがあるラミレスは
ベースになる「弦の音程」が正確でないと悲しくなります。

自分は一回の購入は2~3セットまでにして
買ったらその順番で使っていくようにしています。

・・・いえ、お金がないからじゃありませんよ!

ちょい買いして、そのつどシッョプで試奏させてもらうのが目的
でもありませんよ!

ほんとですよ!(笑)
Naoki |  2010.10.06(水) 01:58 |  URL |  【コメント編集】

■C86

 ラミレスのファンです。いままでに、1977年杉、ハカ、1986年スギ、ローズ、2005年スギ、ローズ、2008年、スギ、ローズと4台購入しました。
 ラミレスは少なくとも70年代までは「ローズ、ハカランダ」の区別は工房段階ではありませんでした。ラミレスいわく「高い金を出してもどうしてもいい材とそうでないものがある」とのことでローズでもハカランダでも1a製作の水準に満たないものははじかれ2aとして別ラインでつくられていました。ハカランダでも基準にみたないものは2a、ローズでも基準を満たすものは1aとして作られていました。2a用として選ばれた材料は経験の浅い職人がつくるか、あるいはグラナダの製作家に外注して作らせていました。いわゆる赤ラペルです。荒井貿易はこの2aを日本に輸入していません。この2aをごまかすために上から貼り付けられたのが{segovia model}という金色のシールです。今でも、本当のいいラミレスはこのセゴビアモデルというシールを貼ったものだという人がいます。しかし、じつはこの2aという二級品なんです。
 さて、c86ラミレスの話がとりあげられてるのでそのことについて。86ラミレスといわれるこのシリーズはこの{86}というシールがはられた650mmのもでるのことをいいます。1990年代にはいってからこのシールの張られていない650mmラミレスとは異なります。86ラミレスはおおざっぱにいうとボディーは664mmのままで弦長のみを650mmにしたものです。音がチャーミングになったといわれ、本来のラミレスらしさがなくなったと批判こされました。そこで、90年代にラミレス4世が構造全般を見直してあらたに650mmを作りました。こちらは86のシールが張られていません。
 ついでにカマラですが、これは実はぜんぜん鳴らないといわれ結局つくられなくなりました。
 ラミレスの構造はじつは多様で、いわゆるプロトタイプをギタリストにわたしていたので、セゴビアやホセ・ルイス、ディアスなどのラミレスは普通のものとすこし内部構造が違うものがあります。特別に丁寧につくったということではなく、実験的な試みをためしていたということです。ちなみに、ラミレスの表面板のスギは座量の段階でいくつかの秘密があるようです。ホセ・ロメロがいっていましたが、力木構造をいっしょにしてもラミレスの音にはならないそうです。また、ラミレス工房ではすべてを職人にやらせるわけではないともいっていました。いくつかのギター作りの工程は一度もやったことんがないそうです。
 スペインで直接購入しようと去年行ったら12000ユーロで予算不足により断念。各国ディーラーとの代理店契約のせいか、それでも「在庫がない」といわれました。そんなはずはないのに・・・。でも、ちょっと高い。
らみファン |  2010.12.06(月) 20:59 |  URL |  【コメント編集】

■はじめまして

コメントありがとうございます。

私自身は、ラミレスは1aを何本か弾いたことがあるだけで、情報が殆ど無く、こうやって情報を持ってきてくれる方がいてくれて非常に助かっています。

クラシックギター愛好者のお話では、ラミレスは凄い値段になってるみたいですね。ハカランダの1aが100万円少しだったのは、はるか遠い昔なのでしょうか!?

お話に出てくるホセ・ロメロのクラシックギターを評価する人が私の周りには多いのですが、見かけるのはフラメンコが多くて、クラシックは1本しか弾いた事がないので、それでは評価不能ですね(苦笑)

ラミレスで今一番興味があるのはファンブレースが3本(確か)の1世のギターなんですけど・・・それを弾く機会は残念ながら一生無いでしょうね(笑)
matsu |  2010.12.07(火) 00:46 |  URL |  【コメント編集】

■ラミレスの中古につい

 管理者さま、コメントありがとうございます。いままでいろいろなギターを購入してきましたが、結局ラミレスに戻ってしまいます。ラミレスに興味のある方がみていると思いますので、今日はラミレスの中古についてお話したいと思います。
 まず、ラミレスに限らないのですが中古のギターはイジラレたものがあまりにも多すぎることです。特にラミレスは昔から人気があり買い手がすぐつくので何人もの人のところ渡り歩いているものがほとんどです。よくあるケースとして①表面板が取り替えられている、②再塗装されている、③ネックが取り替えられている、④裏板のハカランダが割れて修理されているなどです。
 ①表面板が取り替えられている、についてですが、現代ギター誌などに「ラミレスはすぐに音がボーンとぼやけてくる」とよくいわれ、それが定説になっていた頃があります。そのころ茶位工房や中出工房で表面板取替え修理が頻繁に行われていました。これらのギターが市場にいまでも数多く出回っています。
 ②再塗装されている、についてですが、これは他の中古にもいえるのですが、楽器店等は、見栄えのいいものがどうしても売れるので、バフガケで研磨するなどは当たり前のように行われています。また、店の人が、傷をお客さんが我慢できる程度までチョコチョコ磨いたり、削ったり、ちょこっと塗料を塗ったりしています。また、傷がきになるオーナーが再塗装修理を依頼して、もどってきた楽器の音色がかわってしまっているのにがっかりして手放す例が結構あります。
 ③ネックが取り替えられている、いついてはギターのネックは多かれ少なかれ反っているのですが、楽器店でアイロン修理をして、一時的に戻して店頭に出すこときが行われているのが現状です。すぐに戻ってしまいますが、そこまでは売り手は考えません。弦高さがもともと高いラミレスは他のギターより反りが目立つのでネックそのものを取り替えてしまっているものが結構あります。
 ④ハカランダの割れ修理ですが、これは材そのものの性質でラミレスショップの人は「ハカランダは必ず割れる」と言い切っていました。
 ①から④のこれらは、中古ギターを購入して、じっくりとその楽器を調べられるようになってから気づくことが多いようです。日本の製作家は修理が非常に巧みなのでなかなか見破れません。結局ラミレスの大好きな人々をがっかりさせ、こんなことなら新品を購入すればよかったということになってしまいます。そして、そのギターはまた中古として売られまるでトランプの「ババぬき」ゲームのように楽器が渡りあることになります。ひどいものになると1960年代のスタンプを偽造しものもあります。このあたりはもう見破るのはかなり困難です。
 そんなわけで、私は中古を探している方には、「信頼のおける知人が所有している、その知人本人が購入したギター」を探すことをおすすめします。これが一番安心できて、質のよいラミレスを入手できる唯一の方法だと思っています。
 よくいいラミレスは1960年代のものだけ、などという話があります。ラミレスそのものも改良がつづけられています。すぐ低音がぼやけるなどといわれたラミレスも、以前よりは頑丈に作られるようになっています。また,ネックにカーボン・ファイバーを入れたり、いまでは精度の悪いフステーロではなく高精度なイタリア製の糸巻きが使用されています。表面板の力木の横バーは収縮による力木はずれを防ぐために一部隙間が開いています。サイドはローズ、シープレスの2枚のみの張り合わせになりました。サウンドホールはローズで補強され、ブリッジには弦とびから起こる傷防止の部分がつきました。表面板上部のネック裏部分も改良が施されています。
 何より、セゴビアは60年代のラミレスを使い続けていたわけではなく、最後は80年代のラミレスをコンサートで使っていました。山下は90年代2000年代のラミレスを現在使っています。
 そんなわけで、もし、中古をお探しならビンテージ代をしはらう60年代のものより80年代以降の、程度のいいものを探すのがコツだと思います。すくなくともスペインの場合、ラミレスは他の制作家と異なり工房価格そののが高いので、実質価格が非常に高いです。他の個人製作家は高価な定価設定をしてありますが、工房価格はラミレスより高いことはまずありません。なにより一流のギタリストにこれほど長く使用されたギターがほかにあるでしょうか。セゴビアはマニュエル・ラミレス、ハウザーを経て、結局ラミレスを最後まで使い続けました。元の楽器には戻りませんでした。山下はラミレスのみを使い続けています。他のギタリストがあれことれギターを変えるなかで、ラミレスほど信頼のできるギターはないと思います。もっとも、センテナリオやエリートはセゴビアや山下が使っていないので、やはり1A TRADICIONALが真のラミレスだと思います。
ラミふぁん |  2010.12.10(金) 09:50 |  URL |  【コメント編集】

■ありがとうございます

詳細な情報&アドバイスありがとうございます。
情報をもらってばかりではあれですので(笑)、少しコメントをつけさせていただきます。

①表板の取り換えについて
 私の製作の師は表板の取り換えは否定的でした。表板を換えると全く違うギターになってしまうので、リペアの意味がないと。

 確かに表板をコンマ数ミリ削っただけで、ギターの音は大きくかわってしまいますので、考え方はいろいろあるとは思いますが、表板を変えたギターは全く別物と考えた方がいいと思います。

②再塗装について
 ラミレスがいつからウレタン塗装に切り替えたのかはよく知らないのですが、ラッカーがシンナーを加えることで、溶解し古い塗装と新しい塗装が融合する(アルコール系の塗料も同様)のに対して、ウレタンは溶解液で再度液化することは無いため、塗装のリペアは難しいと聞いたことがあります。

 ラッカーが周囲の塗装を溶かし、古い塗装を延ばすことで色合わせが比較的容易にできる(私のような素人には無理ですが・・・)のに対して、ウレタンはその技が使えませんので、色合わせのためにある程度の広さの塗装をいじらないといけなくなるようですので、場所によっては音が変わるほど塗装に手を入れるケースも有り得そうに思います。

③ネックの取り換えについて
 余りラミレスに詳しい訳ではないのであれですが、ラミレスのネックジョイントはスペイン式なのでしょうか?スペイン式だとすると交換はドイツ式に変えて行う方が効率的だと思いますので(スペイン式でネックを変えるには、表板か裏板のどちらかを外さないとできない)、何らかの影響は避けられないかと思います。

④ハカランダの割れ修理について
 これは個体差があるとは思うのですが、ハカランダは確かに割れやすい個体が多いように思います。ホンジュラスローズなども同様の傾向があり、プレナーを通す時に慎重に通さないと、バラバラになってしまうことがあります。

 材の硬さや木目の素直さ(木目が真っ直ぐでなく交錯している方がいわゆるハカランダらしい木目になる)が多大に影響すると思われますが、柾目のインドローズの方が加工も楽です。

 ついでに書いておくと、ハカランダ、インドローズのどっちいいかの論争がよくありますが、私個人的には「自分が気に入ればどっちでもいいんじゃないの」って思う派です。材の香りはハカランダの方がいい匂いがするっていうのは間違いないと思いますけど(笑)

 楽器として最低限の基準さえ満たしていれば(フレット音痴とかは勿論ですが、フレット位置によって音量が違う[ハイフレットが鳴らないとか]、弦によって音量が違う[3弦の音が他の弦より小さいとか]は楽器としてまずいでしょう)、あとは単に好みの問題かなと(笑々)
matsu |  2010.12.10(金) 11:47 |  URL |  【コメント編集】

■センテナリオ1982年から

 管理人さんのおっしゃるとおりなんです。塗装は、〇下ラッカー、上ウレタン、〇下ラッカー、上ラッカー、×下ウレタン、上ウレタンなんです。大掛かりな塗装はこの原則ですが、ミリ単位の傷は下地に足をつければ問題なく乗ります。ただギターのふちあたりではやはり弱さが露呈するかもしれません。足付け、シーラー、ウレタンで補修する場合もあります。日本の製作家はこれらの修理を概観ではわからないくらいにできる技術をもった人が多くいます。
 ホセ・ルイス・ゴンザレスのラミレスは飛行機の手荷物扱いで日本に入国するとき、棒かなにかでぶっ刺した穴があったことがありました。この修理利は今の西東京の製作家がていねいに直し、見た目はぜんぜんわからなくなり、本人はとても喜んでいました。穴の部分の木くずもなかったのにどう修理したのか、さすがだなと思いました。
 そのときのことですが、この製作家の工房で修理中であったこのラミレスをみたとき、表面板のふちにそって細くて薄いみぞがあったんです。当時は「やはりギタリストのラミレスは特別仕様なのか」と思いましたが、ラミレスショップに何度か行き、この話も含めていろいろきいてみてこれがいまでいうプロトタイプであることがわかりました。
 話はかわりますが、ラミレスのネックはスペイン式です。茶位さんのところでは裏板をとって修理していました。ドイツ式に変更してなかったと思います。そこにはすでに数本のラミレスからとりはずされたネックが置き去りになっていました。とても驚きました。
 ハカランダについてですが、ラミレスショップでは少なくとも私がスペインにいったときは、ハカランダは注文品扱いでした。ローズ、杉が標準品でした。お店においてあるのはローズのものばかりでした。日本ではハカランダのものも特注しておいて、日本市場の標準ラインナップにとりいれていましたが・・・。ショップの人によると「いろいろな要望があるので、それに合わせているだけ」といっていました。ちなみに、センテナリオは1982年に登場したモデルです。私なんかからすればついこの間ですが、若いかたからするとずいぶん昔に感じるかもしれません。たしか、工房100周年を記念してということだったと思います。でも、このセンテナリオをギタリストが使っているのを見たことがない。セゴビアさえ使っていないし、私の知る限り、セゴビアの80年代ラミレスはローズのものしか、見たことがありません。
 そんなわけで私はそれ以来、杉・ローズ一辺倒です。以前はスブルースで作ってほしいとか、セラック塗装にしてほしいなどといえば、ラミレスショップでは「よそに行け」といわれました。たしかに、お客さんの要望もあるとおもいますが、それはお客さんがラミレスで作ってもらったお客さん仕様のギターであって、ラミレスのラミレス仕様ギターではないというのが私の持論です。
 管理者さんがラミレスの構造を研究する機会があれば、ぜひその内容が知りたいです。
ラミふぁん |  2010.12.10(金) 21:16 |  URL |  【コメント編集】

■プロがリペアするのを横で見ていた範囲では

 表板の割れを修復するときは、そのまま埋めるのではなく、木目に沿って切断し、木目の近いものを隙間無く入れ、継ぎ目なのか木目なのか分からないように仕上げていました。

 埋める木片の側を切り口と完璧に同型に仕上げる技術が命で、アマチュアにはとても真似できない技術ですので、作業の様子を横で見ているとさすが職人と実感できます。

 裏板をはずして修理するのは、バイオリンよくする方法だと思います。ネックが消耗品と考えるのも、バイオリン等では一般的なことですので、バイオリンの製作も手がけられた茶位さんであれば、ネックの差し替えはごく普通のリペアだったのかなと思ったりもします。

 アコースティックギターはヘッドにロゴや刻印がありますので、ネックを取り替えると商品価値が激しく下がりますが、クラシックギターはヘッドの形は再現できますので、そのあたりもネック差し替えに抵抗感が少ないのかもしれません。

 ラミレスは巨頭であるが故に、賛否両論あるのは致し方ないと思いますが、代がわりとともに輝きを失うケースが多々ある中で、数代にわたり巨頭であり続けることが、何よりも真実であると思います。

P.S.
 構造については、すごく興味があり、製作現場を生で見たいと思うのですが、その機会はなかなか無さそうです。
matsu |  2010.12.11(土) 00:37 |  URL |  【コメント編集】

■2aがまだある?

http://homepage3.nifty.com/13th/uke/chai.html
 茶位工房さんの写真がのっているサイトを見つけました。真ん中あたりに取り外されたラミレス表面板が移っています。
 さて、先日、都内にあるクラシックギター専門店に行ったのですが、そこにいた製作家(名前は存じないのですが)の方が新作のラミレスについて「セダーではなくレッドウッドではないか」といっていました。エスチューディオ・モデルとトラディショナル・モデルが置いてあり、どちらもいい楽器でしたが音色は異なっていました。ギターの力木配置が違うので当然なのですが、エスチューディオモデルもプロフェッショナルモデルと同じ力木配置で作ってくれればと思ってしまいます。
 もう、10年ほど前ですが、ラミレスと同じ設計でラミレス工房出身の製作家にギターを作ってもらえないかと考え、いろいろ問い合わせたりしたことがあります。そのとき、わかったのですが、このラミレスの設計(力木配置も含めて)は特許(厳密にはちょっと違うらしいのですが)で守られているんですよね。それと、松岡のラミレス型のヘッドは、ラミレスに許可をとっていることを知りびっくりしました。
 実際にはどの程度の法的効力があるのかはわかりませんが、大々的にはコピーをつくれないということのようです。私なんかはラミレス・エスチューディオがトラディショナルモデルと同じ構造で作ってくれたらと思いますが、トラディショナルのブランドを守るためにそれはしないのかもしれません。
 それと、アメリカのラミレス代理店サイトでラミレス2aが数すくないながら昨年製作されたことを知りました。昔と異なり青ラベルで2aと記載されている写真を見ました。ハカランダの2aもありりました。1aローズより3000ドルほど安くなっていました。それだったらハカランダの方が・・・とも思ってしまいます。2aローズなんかは木目で見る限り完璧な柾目でした。なにが違うのかよくわかりません。不謹慎かもしれませんが、ラベルに1aと記載すればそれで通ってしまうと思うのですが、それでも2aとして1aと区別するラミレス工房の考え方をもう少し詳しく知りたいです。
ラミふぁん |  2010.12.20(月) 08:52 |  URL |  【コメント編集】

■おお!

おお!
由緒ただしき、ラミレスバーの写真ですね。

余りレッドウッドという材になじみがないので、ちょっと調べたら、基本はセコイヤみたいですけど、邪道ものに欧州赤松もレッドウッドと名前で流通していると書いてあるホームページもありますね。

私自身は、見た目が美しくて、結果的に自分好みの音が出るなら材料は何でもいい派なので、それほどこだわらないですけど(加工し難い材はあまり好きではないですけど)。。

ご試奏されたエスチューディオモデルの材が単板モデルなのか、合板モデルのなか不明なので、コメントとしては微妙なんですけど、私の師は単板と合板で力木の配置を換えていました。合板を鳴らす力木の配置と、単板を鳴らす力木の配置は違うとのことで。

ラミレスがモデルによって、力木の配置を変えている意図はわからないですけど、トップラインがそれ程、数が売れないので、エスチューディオモデルと銘打って、装飾や材のランクを落としただけで(装飾は手間がかかるので、材を変えるより節減効果は高いです)、中身は同仕様のモデルを出していた某製作家と比べると、「この力木のギターが欲しければ、1aを買うしかないよ」というラミレスのスタイルの方が、職人的という意味では納得できる部分もあったりします。

1aと2aの違いはどうなんでしょうねえ!?2aというモデルを見たことが無いので、何とも言えませんが、ミューズ音楽館さんのページ

http://www.muse-ongakukan.com/guitar/yunyu/JoseRamirez.htm

に載っている2aに限って言えば、ネック材が、ちょうど下にある"Centenario"(上の1aはネックがちゃんと写っている写真が無いので)に比べると、ランクの落ちる材のように見受けます。

ローズウッドは写真だけで判断するのは危険なので(かなり実物と違う場合があるので)、評価は差し控えますが、ネックセンターのエボニーも省略されており、昔の復刻モデルっぽいですね。

詳細は、実物を見ないと何とも言えないというのが本音です。材だけでなく、装飾、更には製作した職人のレベル(ベルナベのエスチューディオモデルなどは、ベルナベ工房で作ったが、ベルナベ自身はノータッチとどこかに書いてあったように思います)などもありますし。

全然関係ない話ですけど、ソモギのヘッド、ホームページでリンクさせていただいている「ギブソン マークシリーズ ファン」のaya-yuさんの所有ギターを引用しますけど、

http://www5a.biglobe.ne.jp/~aya-yu/'97somogyiSJ.html

このヘッドをみると、ついついラミレスを思い出してしまいます。
matsu |  2010.12.20(月) 11:26 |  URL |  【コメント編集】

■2A研究レポート(おおげさかな?)

 いつもコメントありがとうございます。製作の方も興味深く拝見しております。製作に携わる方から見ると、ローズウッドというのは見た目以外にも硬い柔らかいなど楽器に使用する際かなり差があるのでしょうか。音色もかなり違うものになるのでしょうか。
ミューズさんの2A拝見しました。今年になってこの2Aが市場にでてきました。私は注意深くこの2Aの写真や動画を観察しています。ミューズさんのページでは「表板右上部に小さな打ち傷があるだけ」で1Aではなくて2Aでお値打ちとのこと。すぐに売れてしまうかもれませんね。
 そこでなんですが、お気づきになったでしょうか。この2Aというモデル、モザイクがエスチューディオEラインモデルのものと同じなんです。2Eと4Eの写真と見比べてください。私は当初、完成に至るまでに傷等がついたものを2Aにしたのかとも推測しましたが、これは明らかにはじめから2Aのギターとしてつくられる予定だったという証拠だと考えています。ラミレス・エスチューディオはRラインとEラインがあり、以前からEラインの方が出来がよいとラミレス工房もいていました。余談ですが、125周年記念エスチューディオモデルはヘッドの形がRラインですが、実はこれ、Eラインのギターです。
 推測なのですが、ひょっとするとこの2AというモデルはEラインの工房で1Aと同設計でつくられているのではないでしょうか。以前、RAIMUND社とどこががエスチューディオモデルを作っていることが暴露されたことがあります。しかし、今も同じかどうかは不明です。モザイクが同じということは今までのEラインの材とししてストックしてあるものを使って2Aモデルを作っていると考えいます。
 昔、材の劣るものを割安にして販売したことからはじまった2Aですが、その後はグラナダなどの製作家につくらせるなどしていました。アマリア・ラミレス氏は多角的にショップ経営をしているようなので、今後、この2Aモデルが継続モデルとなるのかもしれません。GSIのラミレス2A動画が次の場所にあります。みなさん、どうお感じになるでしょうか。わたしはやはりセゴビアはじめトップギタリストが使った1Aが好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=xgdKcuOR4y0
ラミふぁん |  2010.12.20(月) 22:02 |  URL |  【コメント編集】

■訂正

「2Eと4Eの写真と見比べてください」と書きましたが「2Aと4Eの写真・・・」の間違いです。訂正します。管理人さん、すみません。お時間あるてきにまたコメントください。楽しみにしています。
ラミふぁん |  2010.12.20(月) 22:07 |  URL |  【コメント編集】

■ラミレス動画紹介①

ラミレスの動画を紹介させてください。
ラミレスの音がよくわかる動画がありました。この音です。山下の近年のCDもこの音色ですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=dcvSq1ej4bA&feature=related
同じ親父さんが同環境・同じ曲で河野も録画しているから比較になると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=qOFCDwFllBg&feature=related
セゴビアの演奏でラミレスの特徴がわかりやすいのはこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=vx9fPeaD_Ns&feature=related
ラミふぁん |  2010.12.20(月) 22:56 |  URL |  【コメント編集】

■ラミレス動画②

ラミふぁん |  2010.12.20(月) 22:57 |  URL |  【コメント編集】

■ラミレス動画③

ラミふぁん |  2010.12.20(月) 22:58 |  URL |  【コメント編集】

■詳細なお話、ありがとうございます

OEMあたりの話は、魚がどこの漁港で陸に上がったかで産地が決まるとかの話を思い出しますね。

ラミレスについては知らないのですが、某アメリカの大手楽器製作会社などは、ファクトリーアウトレット品の材料が小規模の工房からかなりの数、市場に流通していますので、少なくても、ある程度の数量を材料のプレカット+αまでは下請けに出していたと推測されます。

+αの部分は、表・裏板の接ぎ合わせとか、側板の曲げ等のことで、実際にそれらのアウトレット品(そう表記されています)が商品として流通しています(実際に私も持っています)。

ここらの線引きは非常に難しのですが、「最終的に組立をしたところが生産者になる」といった感じの線引きだったように記憶しています。蛇足ですが、手工品という線引きも曖昧だったりしますが、その辺はすべてマイルールが通じる世界なんでしょう(笑)。

次に裏・側板の材質の問題ですが、これは何とも言えないというのが実際のところです。ローズウッドならこんな音という表現をされることが多いですが、木材は余りにも個体差が大きく、「相対的にこんな感じ」という表現はできても、「絶対的に」という表現は困難なんじゃないかなと思います。

それと作り手のスタンスもありますね。材料が変わることで、全く音に影響がないということはないと思いますが、「裏・側板で音がかわる」と考えている方は、裏・側板の材質で音が変わるように組むでしょうし、「表板の作りで音は決まる」と考えておられる方は、材質を問わず同じ音が出るように組まれると思います(同じ材でも板の厚みや、力木の組み方などで、かなり調整できるように感じます)。

実際に、ギターを作る製作過程には音を作る多くの要因があります。更に全く同じ材で、同じ工法を用いても作り手が違うと、音が違ったりします。大規模な工房はできるだけ製品の均一性を保つためにこの差を減らそうと努力していると思いますが、個体差の問題は未だに存在します。

唯一、確実なことがあるとすれば、1800年代にスペイン&ポルトガルの市場において、どんな材料でも手に入れられたであろうトーレスが、ハカランダを最も好んで使ったという事実でしょう(何かで読んだ記憶があるのですけど、出典不明です)。

それと、楽器を評価するのは製作者ではなく、演奏者や聴衆ですので、それらの人々がローズウッド系を好み(音だけでなく、木目、色合いなどの総合的評価で)、ローズウッドが現代のクラシックギターの主流がであることも答えの一つだと思います。
matsu |  2010.12.21(火) 12:17 |  URL |  【コメント編集】

■裏板の接着

以前から気になっていたんですが、ラミレスに限らずギターは、表面板、裏板が湾曲していますよね。八の字型に側面を成型して、上から板をかぶせるとき凹凸が出てぴったりくっつかないように思うのですが、どうすればぴったりになるんでしょうか。それといわゆるウルフトーンですが、これって自由自在に調整できるものなのでしょうか。わたしは、よく「ウルフトーンは楽器固体そのものの振動数云々」という話をききます。しかし、ギターでいわれているウルフトーンは表面板のみのウルフトーンかあるいはギターの箱の体積によるものではないかと思うのですが、専門的な観点から見るとどんなでしょうか。
ラミファン |  2010.12.23(木) 22:52 |  URL |  【コメント編集】

■そこは得意分野です。

まずは胴削り。簡単に言うと、板のRに合うようにカンナで胴を心持ち斜めに当てて合うまで削ります(端部は低く、真ん中に近づくほど高く。左右だけでなく前後もRがついていますから、3D的にあわせます)。

私はカンナで板のRに合わせて削りますが、ディッシュという球状に掘り込んだ板の上でサンディングする人もいますし、傾斜をつけた棒の先にサンドペーパーをつけて形を合わせる人もいます。

カンナで胴を削るのは少数派のようなので、カンナ以外のやり方は、他の製作されている方のホームページを参考にされた方がよくわかると思います。

カンナで削るときは、技術というより、経験、いわゆる訓練ですね。最初は10mm近く削ってもあわなかったのが、数台作ると5mm以内の削り幅で合うようになります。

ウルフトーンにこだわる人は、表板をタッピングした時の音をチューナーで拾って、音がG#とか、特定の音に合わないように表板の厚みの調整でずらすようです。

私は、塗装の前に一度弦を張って音を出すときに、実音聞きながら表板の厚みをさわりますけど、それでチューナー使わなくてもウルフトーンはほぼ出なくなります。

胴の体積も関係あるのかもしれませんけど、複合的な要因だと思いますので、要素のひとつをずらしてやればそれで何とかなるように思います(一般的には表板の厚みの調整)。
matsu |  2010.12.23(木) 23:22 |  URL |  【コメント編集】

■ひさしぶりにのぞいたら

ひさしぶりにのぞいたら、また延々と・・・(笑)

ラミレスは有名な割に(有名だからむしろ?)情報に触れる機会がなくて、
いろいろ参考になります、ありがとうございます。

ウルフについては、ハウザータイプにはG#に強く出ますよね。
でもそれはそういう構造なのだから、それはそういうものとして
つきあっていくべきなのだ、とゲイリー・サウスエル氏は語っていました。
ハウザー本家はそうでもないですが、ロマニロスを弾くといつも強く感じます。
「よけいな音は出さない」という発想。
力木は楽器をならすためであると同時に、よけいな震動を押さえる意味もある。
だからピュアで、録音向きの透明感あるギターになる。
しかし「鳴らす」と「押さえる」の交差点は、どうしても発生してしまう。
それをG#に持ってきておく、と。
ですから、ウルフのないギターが良いかというと、それは簡単ではないと思います。
「よけいな震動」を散らすことで、全体的な純度が下がってしまうかもしれません。
(実際、音色の純粋さという意味では、ラミレスはロマニに勝てません・・・)

ちなみにセラック塗装すると硬度が上がり1/4音ほどウルフの音程が上がるので
それを見越して調整する、と制作家の人はおっしゃっていました。

さて、ラミふぁんさんの記述にひとつ疑問があります。
「86ラミレス」は、「ボディーは664mmのままで弦長のみを650mmにしたもの」
ということですが、常識的にそのような安易なギター作りはあり得ないことと思われます。
自分の認識が正しければ、
「若き3世Jr.(4世)が特別に弦長650ミリで設計した1986年の試作器が好評だったために、
それを継承して作ったもの」ということのようです。
おそらくラミレスサイトの説明にある
「In 1986 JR III designed a guitar with an exclusive shaft-length of 650 mm. 」
のexclusiveの意味を取り違えてらっしゃるのではないでしょうか・・・

ひさしぶりなので、多少は進歩したかもしれない自宅アパート録音をひとつ・・・
(演奏に関しては、また最近悩んじゃってます・・・)
http://www.loopyhill.com/hayashi_naoki/g_cavatina20101125.html
Naoki |  2011.01.25(火) 14:34 |  URL |  【コメント編集】

■風邪でダウン中です

コメントありがとうございます。昨日から、風邪で寝込んでしまい、記事の更新もできていません。

まだちょっと頭がぼーっとしてるので、コメントも微妙に誤りがあるかもです。

ウルフトーンのお話の中で「セラック塗装すると硬度が上がり1/4音ほどウルフの音程が上がるのでそれを見越して調整する」というのは手工製作家らしいお話だと思います。

私はそこまでこだわって調整というのはしないですけど、プロならそこまでするべきなんでしょうね、多分。

あと、弦長の話は、実際に650mmのラミレスの内部構造を見たことが無いのと、ラミレスについて詳しく調べたこともないので、あくまでも作る方の感覚としてコメントを。

スケールで14mm違うということは、ブリッジは約7mm前に来ることになります(約7mmと記したのは、スケールが違うと補正で+αする数値が変わる場合があるからです)。

1aの内部構造の写真が見つけられなかったのであれですが、

http://bee.cocolog-nifty.com/sunday/2006/08/060828_jose_ram_18c6.html

こちらのblogにupされているSPと似た構造だとすると、ブリッジプレートに7mmの余白はなさそうなので、664mmスケールのギターに650mmの位置でブリッジを貼った場合、ブリッジの一部がブリッジプレート上から外れる可能性が高いと思いますので、音響、あるいは強度的には疑念が生じる部分だと思います。

ただ、あくまでも理屈の上だけでであって、実際はどうなのかは、86ラミレスをお持ちの方の内部構造を実際に見る以外方法がない訳ですが・・・。

P.S.
演奏、悩まれているとのことでしたが、ご謙遜を。ラミレスの音の特徴がすごくいかされたいい演奏ですね。
matsu |  2011.01.26(水) 11:44 |  URL |  【コメント編集】

■糸巻きのこと

演奏に関してはともかく、音色に関して二点追加コメントを。
これがラミレスの音色か、というとどうなんでしょう・・・
あまりラミレスっぽくないピュアで現代的な響きに聞こえるかもしれません。

ふたつ、理由があります。

まず、糸巻きを交換していること。
オリジナルのフステーロは精度が悪すぎて調弦が合わない、
「こんなもんじゃあ、音楽は語れねーぜ」
って、速攻で交換したんですが、予算のこともございまして、
ゴトウのスーパーマシーン実売3万円。
見た目はぶっきらぼうな感じだけど、ハンフリーにも使われていて
精度的には問題ないという話を聞きまして。
たしかに調弦は正確にできるようになったのですが
音色が、ずいぶんタイトでシャープな現代風に変わりました。
マツダ・ロードスターや、ロータス・エリーゼのような
軽く操れて、遊びのない、タイトで正確な操縦性。
(車はグランツーリスモのゲーム内でしか操ったことありませんが)
巻き軸がアルミであることも、かなり影響しているのかも。
糸巻きというのはクラシックギターの音色に大きく影響しますね。

ちなみにゴトウは、精度はいいし、国産なのでパーツも購入しやすいけど
ネジのゆるみは発生しやすいようです。
ロジャースのときは5年つかっても全く調整なしでよかったのに
ゴトウは半年でゆるみが起きて、雑音が出て調整要。
困ったものですが、この値段で一流の正確さで調弦できるのだから
しかたありませんか・・・
Naoki |  2011.01.27(木) 11:56 |  URL |  【コメント編集】

■マイクのこと

もう一つは、録音マイクのこと。
うちではオーストラリアの新興メーカー
RODEのコンデンサーマイクを使用していて、
これは知る人ぞ知る価格破壊の大ヒット商品群なんです。
プロユースのマイクと遜色ないリアリティ、解像度、低ノイズ。
「え、これが木造アパートでの自宅録音?」
と誰もが驚く高音質がたった2~3万円で手に入ってしまう。
ただし、音色は、やはり若干、軽薄な感じがします。
ラミレスの深く甘い音が、このマイクを通すと
セラック塗装の高性能ギターのような音色になりがち。
ノイマンはさすがにムリでも、AKG(アーカーゲー)を買えたら
もっとふくよかな音色になるだろうに・・・と夢見ております。

蛇足ですが、ギター録音では世界的定番らしいAKG 414シリーズは
ステレオペアでドドンと20万円超ですが
指向性切り替えをなくした廉価版AKG 214ならペアで実売7万円ほど。
このくらいなら、いずれなんとか、と思うわけです。
最近、ヘッドフォンだけはAKGを買ったのですが
やっばりソニーなんかよりはるかに素晴らしいです。
単に音が良いというだけでなく、本物の音楽がそこにあります。
クラシックをやるならやっぱこういう機材が必要だぜ、と、しみじみ。

ちなみにノイマンのスタジオ定番コンデンサーマイク「U87」は
一本23万くらいですね・・・(笑)
Naoki |  2011.01.27(木) 11:57 |  URL |  【コメント編集】

■こんばんは

相変わらず、体調絶不調です(汗)

クラシックギターについては、ペグは普段余りいろいろ試したりしないタイプなので十分なお返事が出来ないんですけど、精度がよければOKっというものでは無いというのは確かですよね。

飾りの彫が浅かったり、プレートが打ち出しじゃなく溶接とかだったら、テンション一気に下がりますから(笑)

それから、マイクは・・・ごめんなさい録音とかまったくしないタイプなので、さっぱりわかりませんm(__)m

マイクだけじゃなく、ピックアップとかプリアンプとかエフェクターとかetc.はまったく分からなくて。。

ちなみにオーディオにもまったく興味がないという、本格的な電気音痴です(-_-;)
matsu |  2011.01.27(木) 23:23 |  URL |  【コメント編集】

■おだいじに

病院でもインフル大流行中です。
感染して免疫を作ることも人として大切なことなので
マツさんもあせらずに、よく熱を出して、免疫作りしちゃってください~。

ペグのこともありますが、
鉄弦だとヘッドの形がとても多様ですよね。
ジェームス・オルソンやケビン・ライアンのような大ぶりなものから
サーゲ・デ・ヤングのタイトなものまで。
デザインの問題だけでなく、
それぞれに弾き心地や音色に個性となって現れているのが面白いと思います。

ライアンのデカヘッドは、見た目にはスマートでない感じですが
確かにヘッドがボディと対になって「震動のバランスをとっている」のがわかります。
演奏技術的にも、ヘッドが重いと左手の移動でネックがぶれないので
安心感が生まれます。
逆にサーゲ・デ・ヤングのタイトなデザインは、
ボディ鳴りをネック側で邪魔しない繊細な意図が伝わってきます。

マーチンやサンタクルーズみたいな角形シェイプが一般的とは思いますが
ネックヘッドの形状や材質で音の個性や弾き心地を変えられるのは
ギターの面白いところと思います。

ところで、ラミレスの音、リバーブ処理しない生音でどうよ
と思って公開してみました。
すっぴんで恥ずかしいですけど・・・
http://www.loopyhill.com/hayashi_naoki/g_Alhambra2011.html
Naoki |  2011.01.28(金) 04:07 |  URL |  【コメント編集】

■こんにちは

ヘッドの形はデザインで音には関係ないという製作家もいれば、重量が音に影響するという製作家もいるようです。

一時、調べたりもしてみましたが、結局は(私の作り方では)という前置きをおけばそれで結論みたいな気がします。

「私の作り方では音に関係ない」「私の作り方では音に影響する」っていう感じで。

弾きやすさへの影響は結構ありますよね。弦の張り、ボディバランスetc.そのあたりも楽器自体のトータルバランスや弾き方などによるので、その辺りが答えを難解にしている気がします。

例えばたって弾くか座って弾くか。ストラップピンをヒールに打ってあり、そこにストラップを掛けて立って弾く場合、ヘッドが重すぎるとヘッド部が下がって非常に弾きにくくなっちゃいます。

私の作ってるパーラーギターですと、ただでさえ胴が小さく重量はヘッド寄りになってしまいますので、12Fジョイントで金属ロッド無しにしておかないと、立って弾くのは厳しい気がします(ピンがヒール部にある場合)。

結局は全てトータルバランスの話になると思うのですけど、流石にそれでは売りにくいのか、変に一部だけ抽出して宣伝するので、変な神話が出来たり(笑)

演奏聴かせてもらいました。恥ずかしいなんてご謙遜、音の粒が揃ってて素晴らしい演奏じゃないですか(拍手)

前の演奏はリバーブ処理してはったんですか?自然な響きだったので、生音そのまま録音したものだと思ってました。

今回の音を聞くと「タイトでシャープな現代風」っていうコメントの意味がわかりました。
matsu |  2011.01.29(土) 11:41 |  URL |  【コメント編集】

■はじめまして。

ラミレス、フステーロ糸巻きでこちらに到着しました。
先週念願のラミレス1a 1982年製を入手しまして、甘い高音の音色、664ミリを感じさせない弾きやすさで大満足なんですが、前評判と言うか噂通りと言うか糸巻きが不調でして。この3連休初日に弦を外して大掃除の際にウォームとホイールをパーツクリーナーを浸けた歯ブラシで脱脂後、ペン型CRCをちょんと注油、ホイールを押さえているねじの緩みも締めたのですが、遊びの大きい所ではチューニングが下がり、噛合せの強い所ではつまみを廻すのに一苦労のような状態です。そこで、
1.同じ歯数(現状は14枚)のフステーロ製のホイールのみ取替え
2.フステーロ社が廃業前の糸巻きに取替え(歯数16枚で廃業前の製品は精度が良いとか?)
3.ロッコーマン社で販売の後藤社のLYRAモデル(フステーロ製にそっくり)に取替え
いずれかで考えておりますが、ご教示いただければと書き込みしました。
わい★ |  2013.10.17(木) 11:59 |  URL |  【コメント編集】

■お返事遅れましたm(__)m

はじめまして。

10月20日の一大イベント(笑)に追われてばたばたしており、返信が遅れました。

ペグの状況がわからずに書いておりますので、一般論として書かせていただきます。

高価なギターですので、最終的には専門店にご相談されて決定されればと思います。

さて、私見ですが、ギアのかみ合わせの悪さが、当該ペグの元々の精度の問題なのか、
それとも劣化若しくは変形によるものなのかによるのですが、劣化若しくは変形に
よるものであれば「1」がベストかと思います(理由は後述します)

ただ、元々の精度の場合(そのあたりの知識がありませんので、専門店でご確認下さ
い)交換しても直らないと思いますので、その場合は「2」か「3」になると思います。

ただ、「2」も「3」もペグのプレートのねじ穴の位置が元々の位置と違う可能性が
あり、もし位置がずれている場合、ねじ穴を開けなおす必要があり(場合によっては一
度、元の穴を埋めてからねじ穴をあけることになります)、本体に穴をあける必要が
生じます。

機能的には明けなおしても全く問題は無く、穴の跡自体もプレートで隠れるのですが、
気になる方もおられると思いますので、そのあたりは所有者の方の考え方次第と思い
ます。

私自身の所有楽器であれば、交換部品が手に入りやすいGOTOHを選ぶかなとも思いま
すが、デザインもギターの重要な構成要素ですので、実物を見られてご納得の上、入
手されることをお勧めします。

余り解決になっていないと思いますが、ご参考まで。。
matsu |  2013.10.22(火) 00:32 |  URL |  【コメント編集】

■ご教示有難うございました!

matsu様

回答有難うございました。
「1」で済めば手っ取り早く費用も安いのですが、おっしゃる通り取り替えてみなければわからない面もあり正直不安です。(部品代が無駄になってしまうことも)現状は縦の軸部ウォームの螺旋の一部が減ってピカピカになっており、またギア部ホイールも明らかに摩耗しておりまして。

取替えに関しては全く拘りがなく、やはり機能性が一番ですので元の穴はダボ埋めしてやれば良いと考えてます。

これまで2回、古いギターの糸巻き交換は自分でやってるのですが、ゴトー社製品を使用したことがないので使い勝手はいかがなものかも気になりまして。

ただ問題は、ちょうどヘッドとネックのつなぎ目でしょうか?6弦側のビスの位置から白い線と言いますか筋が見えているので割れの前兆かな??と気になっております。まあ、30年経過しておるのでその辺りは気にしても仕方ないかなあと。

何はともあれ、お忙しいところ有難うございました。またよろしくお願いします。
わい★ |  2013.10.22(火) 18:03 |  URL |  【コメント編集】

■ご教授ください

お教え下さい。
1973年の1aを持っていますが、スタンプが(18)です。
(18)は、市場には出回っていないのでは、と以前書かれていましたが、
珍しいものなのでしょうか。
お伺いいたします。
imuhiro |  2014.01.04(土) 11:30 |  URL |  【コメント編集】

■Re: ご教授ください

imuhiro様、コメントありがとうございます。

さて、お尋ねいただきましたラミレスの件ですが、構造等につきましては
一定の知識は有りますが、歴史等についてはネットや書籍で知りえる程度
の知識しかなく、十分な回答ができません。

ご質問いただきました「ラベルNo18」の件につきましては、輝カンパニー
の輝氏からコメントをいただいた内容ですので、輝氏(blog url:
http://ameblo.jp/hikarunojinsei/)におききいただけばいかがと思
います。

お役に立てず申し訳ありません。
matsu |  2014.01.06(月) 23:56 |  URL |  【コメント編集】

■御礼

matsu様

ありがとうございました。早速 輝カンパニーさんに伺ってみました。ご返事をいただき、ギターの写真とラベルの拡大写真を送るようにご指示をいただきました。

お手数をお掛け致しました。ありがとうございました。
imuhiro |  2014.01.09(木) 08:57 |  URL |  【コメント編集】

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