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2010.08.07 (Sat)

ヴァイオリンと翔る1

 昨日引用した、書籍の話です。

ヴァイオリンと翔る

 AMAZONで探したんですけど、在庫無いってことは廃刊になったのかな?書評があったのでAMAZONにリンク張りましたけど、帯を丸写ししたような書評なので、読む価値はないです(^_^;)。

 無理に一冊の本に仕上げるために、寄せ集めたような部分もあり、書籍としての完成度は微妙だったりするんですけど(2/3ぐらいのページ数で十分な気がします)、昨日引用したストラディバリ評(自身も使用している)とか、指導を受けた方の言葉とかは、かなりいい感じです。

 ストラディバリ評以外に、2か所ほど、興味深いところがあったので、2回に分けて書いてみます。では、本日分。

 ヴァイオリニスト、アイザック・スターン氏の言葉。

「先生が言ったからと、そのまま従うのはこれからは改めなければなりません。(中略)あなたの音楽というものを、あなた自身で表現していくのです」

 お話としては、「あなたは、どうしてこのトリルを、こういうふうに弾くんですか」などの"何故"という言葉を次々と浴びせてきたところから続いているんですけど、ギター製作においても、同じようなことが言えるのかもと思ったりします。

 楽器製作を完全な独学で始められた方も多いと思いますが、弟子入りしたり、製作学校に入学したりして、その指導を受けた方も多いと思います。多分、プロの方は独学よりも学んだ派が多いのではないでしょうか?

 弟子や生徒の間は、師匠あるいは先生から技術を学び、技術的に師に並ぶことがひとつの到達点でしょう。アマチュアの場合は、そこで終了でいいと思いますが、プロとして生きてくとなると、師匠に教わった通りに作っていてはいつまでも師匠のコピー商品を作る作家になってしまいます。

 そこで、教えられたとおり作るというところからステップアップして、「こう教わったからその通り作る」ではなく「こういう音が欲しいからこう作る」という自分のアイデンティティを確立していくことが大切なんじゃないかなと思ったりします。

 また、音楽コンクール(特に日本の)に対する批判、「自分らしさを出すのでは無く、いかに間違えずに正確に弾くかを競うことになる」という音楽家の言葉と「作りはきれいだが鳴らないギターと、作りは雑だが鳴るギター」の話が重なって見えたりします。

 もっと詳細に書きかけたけど、やばそうなので、ちょっとだけぼやっと書いてみました(^_^;)

 もうひとつ気に入った話があったので、それは次回に。。
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