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2010.08.08 (Sun)

ヴァイオリンと翔る2

 昨日の続きです。

 引用は、アメリカで指導を受けたドロシー・ディレイ氏の指導方法について。

「一つの曲を仕上げていくプロセスにおいて、先生がとられている完璧に理論化された「方法」には、整然とした美しさすら感じさせずにはおかない凄味がある」

 書いた、諏訪内晶子さんは、多民族、多文化国家であり、民族によって考え方や価値観の物差し自体に違いのあるアメリカ社会では、「言葉」が殆ど唯一の意思疎通の手段であり、「以心伝心」といった日本らしい曖昧さが許されない生活が根底にあると分析しています。

 そう考えると、SOMOGYIの自らのギター製作における理論の文化的背景も少し見えてくる気がします。

 前にも書きましたが、私自身、「何故このように加工するのか?」「何故このように木取りするのか?」など、考え、調べて自分なりの結論らしきものを持つことができたのは、今となっては大きな財産かもと思うようになってきました。

 ふと考えると、手放したシリアルNo.006は師に言われたとおり作るスタイルから、始めて自分の理論で自由奔放に作ったギターと言えるかもかもしれません。(それなりの評価を得たと勝手に思い込んでいたりします)

 まだ、製作にかかっていませんが、シリアルNo.006をベースにもっと自分の考えを入れたパーラーギターを何となく構想しています。どんな音になるか分かりませんけど、それが自分の新しいスタートになればいいなあなどと思っていたりします。
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