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2010.09.14 (Tue)

初心者でも失敗せずにキットギターを作る方法1

 ちょっとだけ書いて、別記事にって予告してあった「初心者でも失敗せずにキットギターを作る方法」について。

 以前、世界ウルルン滞在記で山本耕史さんがBENEDETTO GUITARSに行ってギター作る風景が放送されたんですけど、見られました?

 製作したギターの写真があったので、リンクしときます。

 山本耕史さんが製作したギター from TOKYO GUITAR SHOW 2008

 で、その放送、製作仲間の中でもちょっと話題になって、みんな見たんですけど、凄く盛り上がったスタジオに比べて、ベルトサンダーで力木削ってる風景とか見て、「もっとちゃんと作れよ」っと、結構冷めた目でみんな見てました(カンナやノミで精度の高い接着面を出すのが基本だろうって感じで)。

 あれからしばらく経つんですけど、この前twitterで、「dtmやら...」のカリヤックさんとちょっと言葉を交わした時に、「ギター製作、私も結構興味あるのですが、やはり道工具が沢山必要だったり、精巧な木工技術が必要だったり敷居が高いです。」っていうお話があって、私の感覚ってもしかしたらずれてる!?ってふと思ったんです。

 製作教室にはいろんな方が習いに来ます。私とかの層、教室で作り方の基礎を習って、2本目、3本目を作っていこうという人達がいます。その人にとっては、簡単な製作方法なんて必要なくて、如何にプロの技術を教えてもらうかが目的な訳です。

 でもそれと違う方々、「1本だけ作ってみたい」っていう人も案外多いです。技術を習得することが目的ではなくて、純粋に作ることを楽しんで教室で1本できれば完結なんですね。そういう方々は、2本目、3本目なんてない訳です(中にはその楽器も弾けない人も案外多くて、いい音がするかどうかも、あんまり意味がなかったり)。

 そんな人に対して、ノミやカンナだけで完璧な平面を作るよう努力しなさいっていうことに意味があるのかな?ウルルンじゃないですけど、力木の接着面をベルトサンダーでシューっと削っちゃう方法もありなんじゃない!?ってふと思ったんです。

 「いいギターを作る」ということにこだわるんじゃなくて、「気軽に物作りを楽しむ」っていう延長線上にあるギター製作があってもいいんじゃないかなあ・・・と思うようになりました。

「敷居が高い」・・・レベルの高いことは私にはできませんけど、失敗は一杯していますから、できるだけ失敗しやすいところを簡略化して、「初心者でも失敗せずにキットギターを作る」って感じで敷居を下げるアプローチも面白いかなと。

 失敗しても責任取れないので、とりあえず知人に協力してもらって(実際に作ってもらって)、カリキュラムとかジグとか作ってみようかなあ。

 簡単に作ることが主眼なので、そこから技術を伸ばしていつかはプロになんてことは不可能なやり方になると思いますけど、先に行きたい人はもっとちゃんとした先生に教わればいいんですし。

 つづく。。
EDIT  |  09:00  |  空想・妄想  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

*Comment

matsuさん

そのウルルン滞在記、僕も見ました。
そのときは「へー、こんな風につくるんだー」と思っていましたが(笑)。
実はBenedettoのDVDを持ってたりもしますが、確かにベルトサンダーは多用していますね。
なんというか、機械を使ってざっくりとやってしまうところと、手作業で細やかに作り込んでいくところ(トップやバックのアーチを削りだしていくところとか)がわりとはっきりと分かれているような印象を持ちました。

自分がギターを作るという話をすると興味を持たれる方は結構多いですし、”いかに良い楽器をつくるか”よりも”自分が作り上げた楽器を手にすること”が大切な人も少なからずいるように思います。
簡単に、失敗しないで自分のギターが出来るとしたら、やりたいっていう人は結構多いんじゃないでしょうか。
そんなカリキュラムができたら僕もやりたいです。
sin |  2010.09.14(火) 22:15 |  URL |  【コメント編集】

■こんばんは

多分、ベネットさん自身が直接作業する高価なラインと、
普通のラインがあるんでしょうね。

ベルトサンダーにショックを受けていたのは、じつはフ
ルアコを製作してる友人の方で、私自身はいきなり薄板
3枚を貼り合わせて合板作り出したのに、かなり驚きま
した。

高級品作ってますみたいなオープニングで、表板の曲面
をノミとかスクレイパーで削り出すのを期待してた時に、
いきなり合板!?って感じでしたから。

冷静に考えたら、トップ削りだしからしてたら、長期ロ
ケになりすぎますよね。でも期待が大きかった分、テン
ションダウンも大きかったです。

まあベネットさんの責任でも、山本耕史さんの責任でも
なく、単に番組制作者が手工ギターと工場生産のギター
の違いを知らなかっただけなんだろうなと思うんですけ
ど。

ただ、それに感動してうらやましがってた(台本にそう
書いてあったんだろうけど)、野口五郎さんが、「ギタ
ーたくさん持ってるのに本当は何も知らないの!?」
と感じたのも思い出しました。

台本自体が悪いんだろうけど、徳光さんも含め、あの世
代でさえ「ものづくり」っていうものが何かわかってな
いよなあ・・・と悲しくなってしまったのを覚えていま
す。

愚痴ばっかりですね、すいません。

失敗せずに作る方法は、明後日に第2弾書きます(って
いうか予約投稿済みだったり)。K.YAIRIの工場の動画
におもしろいヒントをひとつ見つけています。。
matsu |  2010.09.14(火) 22:32 |  URL |  【コメント編集】

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