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2011.03.13 (Sun)

シリアルNo.010 バインディングの製作3

 できあがりはこんな感じ。

20110308-1.jpg

 写真に撮ってないですけど、写真はカンナで面を出したあとです。

20110308-2.jpg

 あとは、昇降盤を使って(自分の持ち物じゃなくて、他所の工房の昇降盤を借りています)、必要な厚みにカット。

 テーブルソーでもできるんですけど、刃がモーター直のテーブルソーは振動が激しくて、バインディングのような細い材を切り出すのはすごく恐怖を感じます。それに比べてベルトで刃を回す昇降盤は振動が少なく、恐怖感が和らぎます。怪我する危険があることは、何も変わらない訳ですが(注意)。

 ちなみに大和マークさんの既製品は同等品の場合、高さが6.5mm、厚みが1.5mmなのですが、1.5mmでは少し薄い(曲げやすいけど、見た目が少しチープ)ように思いますので、それよろも微妙に厚めに(厚すぎると、曲げるのが面倒)切り出しました(1.7mmぐらい!?)。

20110308-3.jpg

 で、できあがり。

 ここから、ちょっと真面目なことを書きます。

 作業自体は、何一つ難しい訳ではなく、経費も\630+\2,100+送料+ローズの板材代で、黒白黒のメイプルのバインディングが2本で\840ですので3台分(12本)も作れば十分元がとれますし、実際にはもっと(少なくても6台分は取れました)確保できます。

 ただ、経費だけで考えての自作はお勧めしません。知識として作り方を知っておくことは無駄ではないとと思いますが、私のケースのように(必要な部材が既製品では無い場合など)、仕方なしに作るぐらいの方がよいでしょう(アマチュアの場合、自分で作らないことがベストだと思います)。

 理由は、テーブルソーあるいは昇降盤(人によってはバンドソーなども)という怪我、それも重大な怪我(刃で指を飛ばすとか、キックバックで木が体に突き刺さるとか。検索すればいくらでも事例は出てくると思います)を起こしやすい機械で、6.5mm程度の薄板を1.5mm幅に切り落としていくのは、とっても危険な作業です。

 特にアマチュアの場合、「重大な怪我をするリスクを冒してまで自分で作る必要が本当にあるのか」はちゃんと考えてほしいと思います。

 趣味で楽しく楽器作りをするつもりが、大けがをしてしまっては何の意味もありません。DIYの本とかを読んでると、テーブルソー、バンドソーといった結構事故の多い(機械に起因するもではなく、自己責任によるもの)機械をお気軽に勧めておられる本も見かけますが、これらの危険の多い機械は、できるだけ使わない方がいいと思います。

 実際に着手するかどうかは決めていませんが、「初心者でも作れるキットギター」を企画する場合、機械類は勿論、ノミ、小刀といった刃物もできるだけ使わず、サンドペーパー等をメインにしたいと思っているのもこの辺りに理由があります。

 私は、サイド・バック材も板材から切り出していますが(当然、ある程度のリスクは理解あるいは覚悟した上でのことです)、怪我を覚悟してまでする必要があるとも思えませんので、多少割高になってもアイチ木材加工さん等で、ある程度製材された材料を買う方がきっと賢いんだろうなと思います。

 あんまりかたいことを書くと、読んでいても、あまり楽しくないと思いますし、「せっかく自分で作ろうかなという気になったのに、水を差す気か!」と怒られそうな気もしますけど、機械を使うときは常に怪我と隣り合わせ(ノミや小刀でだって怪我するんですから、絶対安全なんて保証はどこにもありません)ですし、もし怪我をした場合の責任は全て自分で負うことになるということは自覚しておいて欲しいと思います。
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