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2019.01.06 (Sun)

表板の製作~その6

DSC_0661.jpg 飾りが接着できれば、ノミで削っていきます。ノミの切れが悪いと、飾りが欠けたり、滑って表板を傷つけたりしますので、刃物はちゃんと研いで使いましょう。

 ちなみに去年(2018年)、研ぎをちゃんと勉強しようと、岐阜県立木工芸術スクールの在職者訓練を受けてきたのですが、ようやく基本を覚えた程度で、なかなか上手になりません。

DSC_0664.jpg 仕上がりはこんな感じです。明らかに継いだ場所がわかりますね・・・やり直そうかとも思いましたが、今回はオーダー品ではなく、自分の趣味で作っているので、あきらめました。

 もし、欲しいという人がいて、オーダーはいれば(笑)、今考えてる別の施工方法でもっと綺麗に仕上げます。

 ただ、いつも公言しているとおり、オーダー2年待ちなんですよね。。バックオーダーが莫大にあるわけではなく、オーダー品の製作は、年間1本が限界なだけなんですけどね。


笹久保伸~Guitar Concert in RUANG SUARA / BWV996~Allemande


たまには自分のギターもupしてみます。製作記はこちらです。記事は2011年6月18日から2011年12月28日までとなっていますので、おおよそ半年ぐらいかけて作ってますね。外観とかは結構簡略化してたりするんですけど、なぜだろう・・・この楽器にしか出せない音がします。展示会にも出展しましたし、縁あって山木将平氏の依頼で北海道で展示されたりといろいろ活躍してくれました。今はプロギター奏者笹久保伸氏の手元にあります。
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2019.01.05 (Sat)

表板の製作~その5

DSC_0658.jpg 今回のinspiredは、ロゼッタからバインディングへの流れるようなデザインにあると言っても過言ではないので(意味不明)、ロゼッタとバインディングがつながる部分を手彫りして入れていきます。

ちなみに本家さんは、フィンガーボードのラインを一部使っているようですが、そこの解釈は少し変えています(笑)

DSC_0659.jpg クラフトナイフ(?)で切り込みを入れたあと、ひたすらノミで手彫りして行きます。

このての作業は苦手なんですが、何せデザインの肝なので(笑)、慎重に彫り進めます。

DSC_0660.jpg ピッタリおさまるように加工できれば、またまたジェフリー御用達のスーパーグルーを使って接着します。

写真には加工に使った道具を一緒に写してみました。


Leaf Instruments - [樹] Port moji


 岐阜県美濃加茂市でギターを製作しているLeaf Instruments 長坂幸彦氏。昔はTOKYOハンドクラフトギターフェス(THGF)に一緒に出展なんて頃もありましたが、今やはるかに雲の上の人になりました(笑)。某有名ヴァイオリン工房出身者らしい緻密な工作はとても真似できません。THGFに一緒に出展したとき、隣がSUGI CRAFTさんで、出展中ずっと緊張してたのも、今となっては懐かしい思い出です。
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2019.01.03 (Thu)

表板の製作~その4

DSC_0640.jpg ロゼッタが無事接着できたので、カンナで余剰の材料を削り取りました。接着時はスーパーグルーが溢れ出ていて美しくなかったのですが、刃物をかけると、きれいな木地に戻りました。

 今回はローズが欠けるのが怖くて、台直しカンナ(タテカンナ)を使いましたが、普段は、普通のカンナやノミで整えることが多いです。



DSC_0644.jpg アップでは全体がわかりにくいので、引いた写真も撮ってみました。少しはInspired M.U.らしくなったでしょうか(笑)

 実はまだ、鉄弦にするかナイロン弦にするかすら決めていません。。内部構造を少しずつイメージはしていまが、すぐに構造を決めきれないないので、側板や裏板に先に取り掛かった方がいいかもしれません。




stand alone - okapi


 前回に引き続き、Jeffrey Yong氏のギターを。演奏はokpi氏。Jeffreyといえばモンキーポッド、マンゴーといったマレーシア産の材木を使ったギターで有名ですが、こちらはマンゴーギター。okapi氏、サウンドメッセで気に入って、自費で購入したそうです。ギター大好きなokapi氏、TOKYOハンドクラフトギターフェス、サウンドメッセといった展示会では、よくお見掛けします。
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2019.01.02 (Wed)

表板の製作~その3

DSC_0625.jpg サウンドホールの飾りは外から、黒(0.5mm)+メイプル(1.0mm)+ローズウッド(1.5mm)の順で貼っていきます。手元に以前製作した黒+メイプルのパーフリング材がありますので、それを使います。ローズウッドは、バインディング製作用に購入してあったローズウッドの薄板から切り出しました。

 それをカセットコンロで加熱した鉄管を使って曲げていきます。慌てて曲げると簡単に折れてしますが、のんびりしすぎると焦げてしまいます(笑)。

DSC_0627.jpg 曲がれば、サウンドホールの内側に貼っていきます。90mmの内側に3mm(0.5mm+1.0mm+1.5mm)を貼って84mm(90mm-3mm-3mm)と手ごろなサイズに仕上がる計算です。

 クランプをかけられない(割りそう)なので、突っ張り棒で固定しました。きれいな花が咲きました。接着には、Jeffrey Yong氏おすすめのスーパー・グルーを使いました。なかなか使い勝手がいいので、お勧めです。


The Sound Of Silence - 益田洋


 Jeffrey Yong氏製作のクラシックギターを演奏する益田洋氏。海外にギター留学の経験もあり、英語ペラペラとインテリの益田氏ですが、Mr.JeffreyとAdam Chan氏(多分、いつか紹介します)の珍道中の話は大爆笑でした。益田氏のファンは日本より、外国人の方が多いような気がします。
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2019.01.01 (Tue)

表板の製作~その2

DSC_0615.jpg 表板に図面が写せれば、さっそく表板を加工していきます。というのも、ボール盤が大型じゃないので、ある程度加工しないと、サウンドホールまでサークルカッターが届かないんです。

 昔は手ノコで切り出していたのですが、最近はバンドソーで切り出しています。機械は怪我と失敗のリスクが高いので、あまりお勧めはできないのですが、製作時間が限られてるアマチュア製作家には大切な助っ人です。決して安くないので、費用対効果も高いとも言い難いのですが。

 切り取った端材は必ず取っておきます。裏板のわれ止めや、クラシックギターのブリッジプレート等、使用の用途は多々あります。

DSC_0618.jpg サークルカッターが届くようになったところで、サウンドホールを開けていきます。円がぶれないようにクランプで固定しています。

 今回は、ロゼッタをいつもと違う入れ方をする予定なので、いきなり穴をあけていきます。直径は9mmと(パーラーギターとしては)大きめにあけました。理由は次回の更新時にご説明できると思います(笑)。


DSC_0620.jpg 機械使いついでに、テーブルソーを使ってカッタウエイ部分を切り込んでおきました。先にホールを開けるか、カッタウェイを切るか悩んだんですけど、後で穴をあけた方が割れるリスクが高そうなので、この順にしてみました。




GIBSON MK 35 1976 - WOODMAN GUITAR


 GIBSON MKシリーズで知る人ぞ知るカーシャ・ブレーシング。"aya-yu"さんのホームページ、 ギブソン マークシリーズ ファンで知って以来、気になり続けています。いつかはカーシャと思い続けていますが、なかなか技術がついてきません。
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