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2019.01.12 (Sat)

表板の製作〜その9

DSC_0682.jpg 似たような作業が続くので、一気に端折っていきます(笑)

 表板の力木材はスプルースを使います。テーブルソーでニアリーに切り出して、カンナ等で仕上げます。

 ペーパーで仕上げてもいいんですけど、接着後に刃物を使うので、接着面以外は刃物で仕上げた方がいいです。

DSC_0725.jpg 今回はトップをフラットに仕上げましたので、簡単にクランプでしめて貼っていきました。

 力木の接着はいくつか方法がありますが、最近はゴーバークランプを使う人が多いように思います。デッキさえ作ってしまえば、一生使えますので、便利ですよね。

 ちなみに接着剤はタイとボンドを使っています。膠の方がきれいに仕上がると思うんですけど、厳寒で暖房を入れてないので、さすがに使う気になりませんでした(苦笑)

DSC_0727.jpg 接着できれば、ノミで仕上げていきます。どんな感じで仕上げるかは、写真に写ってる他の力木を参考にしてください。

 少数派ですが、整形済みの力木を貼る方法もあるようです。あと真空接着とかも。


Full Building of a Custom Goodall Guitar


 動画の11分あたり以降にゴーバークランプが出てきます。まあ、アマチュアだと、ここまで巨大な(表裏が同時にできる)なものは必要ないので、半分の大きさで十分でしょう。

 ちなみに大阪で先生に教えてもらった方法は、この方法ではないのですが(企業秘密)、ジェフリーの工房で使ったことがあります。クランプと違って一気に何本も貼れますし、クランプのようにしめすぎてしまこともないので、使い勝手はいいと思います。
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2019.01.09 (Wed)

表板の製作〜その8

 この調子で書き続けていると、いつまでたっても終わりそうにないので(笑)、端折りつつ進めます。

 30年ぐらい前でしょうか、フェンダーのエレアコが発売されました。結局ほとんど売れなかったのか、もはや中古市場で見かけることすらない気がしますが、6連ヘッドに、肘のコンタード加工(肘の当たる部分が削り取られている)など、ストラトキャスターの特徴をそのままアコギにした感じのアコギでした。

 梅田のナカイ楽器(多分)で試奏したことがあるのですが、当時弾いていた、モーリスのドレッドノート(B-50だった気が)に比べて遥かに抱えやすく、感動したのを覚えています(音が好みにあわないので、買わなかったけど、今考えると買っとけばよかったかな)。

DSC_0674.jpg 前置きが長くなりました。今では当たり前のように採用されているコンタード加工ですが、当時の衝撃は大きく、せっかくの機会なので、今回はフェンダー風コンタード加工を施してみたいと思います。

 加熱した鉄のアングル材を加熱して、濡らした表板を直線に曲げていきます。このためだけにアングル材を購入しました(笑)



DSC_0686.jpg 直線に曲がれば、ソレラに固定。補強の意味もかねて、裏に当て木を接着しています。

 文字にするとわずか2行。。その前に何度も端材を使って曲げる練習をしたことは(練習1回目は見事に木目に沿って割ってしまいました・・・苦笑)、この際、伏せておきましょう。。




Luthier Jhon Eder Bastidas (Colombia) Guitarra tipo McPherson


 前回は、トラディショナルっぽいスペイン式の動画を引用しましたが、今回はかなり奇抜なスペイン式(!?)の製作動画を。全てのシーンが物珍しくて仕方ない(笑)。

 私が学んだジャパニーズ・トラディショナルと比べると、同じ楽器を作っているとは思えないぐらい異次元の工法です。ただ、以前もご紹介したマレーシアのギター製作家、Jeffrey Yong氏のギター製作を数日手伝ったことがあるのですが、工程がすごく合理的で、これが時代の最先端の工法なのかと驚きました。

 シンガポールのギター製作家(に最近なった)のAdam Chan氏の工房を見学した時も、合理的でクレバーな考え方に関心してしました(年齢が近いので、ちょっと偉そうな物言い)・・・いつまでも勉強です。
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2019.01.08 (Tue)

表板の製作〜その7

DSC_0649.jpg ロゼッタまわりの施工が終わったので、次はソレラ(組立台!?)もどきを作っていきます。ちゃんとしたソレラは「ソレラ ギター」あたりでググってもらえばいいかと思います(人任せ)。

 とりあえずカッタウェイの形にブロックをホームセンターで購入した合板の端材から作ります。こんな感じの材を階段状に組み合わせて接着。

DSC_0702.jpg 出来上がったテーブルソーで、角度合わせて切断。ついでにエルボーカットの当て木も作りました。

 検索していただいた方はわかると思いますが、ちゃんとしたソレラには、表板のRとか、スプールクランプ用の溝とか切ってあるのですが、何せ"もどき"なので、ベニヤ板に形を書き込んだだけの簡易版。

 表板はフラットに仕上げる予定で、R加工はなし、クランプの溝は・・・必要になったらつけることにします。安易すぎ(苦笑)


Documental de la construcción artesanal de las guitarras Francisco Bros.


 いくつかあるギター製作動画の中で、スペイン式の製作方法が一番わかりやすそうな動画を選んでみました。ソレラもばっちり分かるかと。私が製作を始めたころは、製作関連の書籍もスペイン式が多かったせいもあったのか、スペイン式で作るアマチュアが多かった気がしますが、最近はアコギ系はほとんどの方がドイツ式のよいうな気がします。
 スペイン式の方がネックまで振動していい、ドイツ式は量産のための工法だ等々、昔は手工品はスペイン式だみたいな論調もよく見かけましたが、最近はどうなんでしょう!?
 どちらも一長一短あり、最後は製作者の考え方次第かなと思うのですが、まあ、そこも含めてプレーヤーさんの好みなんでしょう(笑)
EDIT  |  19:31  |  No.035 10th anniversary model  |  CM(0)  |  Top↑

2019.01.06 (Sun)

表板の製作~その6

DSC_0661.jpg 飾りが接着できれば、ノミで削っていきます。ノミの切れが悪いと、飾りが欠けたり、滑って表板を傷つけたりしますので、刃物はちゃんと研いで使いましょう。

 ちなみに去年(2018年)、研ぎをちゃんと勉強しようと、岐阜県立木工芸術スクールの在職者訓練を受けてきたのですが、ようやく基本を覚えた程度で、なかなか上手になりません。

DSC_0664.jpg 仕上がりはこんな感じです。明らかに継いだ場所がわかりますね・・・やり直そうかとも思いましたが、今回はオーダー品ではなく、自分の趣味で作っているので、あきらめました。

 もし、欲しいという人がいて、オーダーはいれば(笑)、今考えてる別の施工方法でもっと綺麗に仕上げます。

 ただ、いつも公言しているとおり、オーダー2年待ちなんですよね。。バックオーダーが莫大にあるわけではなく、オーダー品の製作は、年間1本が限界なだけなんですけどね。


笹久保伸~Guitar Concert in RUANG SUARA / BWV996~Allemande


たまには自分のギターもupしてみます。製作記はこちらです。記事は2011年6月18日から2011年12月28日までとなっていますので、おおよそ半年ぐらいかけて作ってますね。外観とかは結構簡略化してたりするんですけど、なぜだろう・・・この楽器にしか出せない音がします。展示会にも出展しましたし、縁あって山木将平氏の依頼で北海道で展示されたりといろいろ活躍してくれました。今はプロギター奏者笹久保伸氏の手元にあります。
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2019.01.05 (Sat)

表板の製作~その5

DSC_0658.jpg 今回のinspiredは、ロゼッタからバインディングへの流れるようなデザインにあると言っても過言ではないので(意味不明)、ロゼッタとバインディングがつながる部分を手彫りして入れていきます。

ちなみに本家さんは、フィンガーボードのラインを一部使っているようですが、そこの解釈は少し変えています(笑)

DSC_0659.jpg クラフトナイフ(?)で切り込みを入れたあと、ひたすらノミで手彫りして行きます。

このての作業は苦手なんですが、何せデザインの肝なので(笑)、慎重に彫り進めます。

DSC_0660.jpg ピッタリおさまるように加工できれば、またまたジェフリー御用達のスーパーグルーを使って接着します。

写真には加工に使った道具を一緒に写してみました。


Leaf Instruments - [樹] Port moji


 岐阜県美濃加茂市でギターを製作しているLeaf Instruments 長坂幸彦氏。昔はTOKYOハンドクラフトギターフェス(THGF)に一緒に出展なんて頃もありましたが、今やはるかに雲の上の人になりました(笑)。某有名ヴァイオリン工房出身者らしい緻密な工作はとても真似できません。THGFに一緒に出展したとき、隣がSUGI CRAFTさんで、出展中ずっと緊張してたのも、今となっては懐かしい思い出です。
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